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「魔法のホウキ」使用 新幹線の車内清掃を初実演 浜松工場一般公開で JR東海

乗りものニュース 7月24日(日)15時26分配信

必ず幸せになれるイベント?

 2016年7月23日(土)と24(日)、JR東海が浜松工場(静岡県浜松市)の一般公開イベント「新幹線なるほど発見デー」を開催しました。今年で22回目になる毎年夏の恒例イベントで、初日の23日は1万4981人が入場。例年、2日間でおよそ3万人が楽しむといいます。

【動画】浮き上がって「空中移動」する新幹線

 この浜松工場は、新幹線車両の「全般検査」を行える数少ない施設です。「全般検査」では、車両を分解して徹底的な検査、整備を実施する、クルマでいう「車検」のようなもの。36か月ごと、もしくは120万km走るごとにJR東海の新幹線車両はここで「全般検査」を受け、再塗装し、ピカピカになって出ていきます。

 そうした場所なので、このイベントでは単なる車両展示にとどまらず、分解された状態の新幹線車両、車輪そのものといった、「普段は見られない新幹線」を楽しめるのがポイントです。

 運行ダイヤが明らかにされていないことから「会えると幸せになれる」という、線路設備を走りながら検査する車両「ドクターイエロー」も、このイベントなら必ず出会えます。

みな知ってても、よくは知らない新幹線の「作業」を初めて実演 今後人気に?

 新幹線車両をクレーンでつって“空中移動”させる実演「車体上げ・載せ作業」も例年、人気です。全般検査にあたり、クレーンで新幹線の車体をつり上げて“空中移動”させているのは全国でここだけ。レアな風景で、“浜松工場名物”になっています。

 しかし、そんな珍しい「新幹線の空中移動」が見られるのは、あとわずかになりました。検査方法の変更により、まもなくクレーンを使わなくなるのです。そこでJR東海は2016年9月18日(日)と19日(月・祝)、「新幹線なるほど発見デー」とは別に「さよなら 車体上げ・載せ作業実演」イベントを実施(入場無料)。これが「新幹線の空中移動」を見られる最後のチャンスです。

 そうした人気実演が見納めになるなか、今年の「新幹線なるほど発見デー」では新しい試みも行われました。東京駅で列車の折り返しを待っているときに車内で行われている清掃作業、その実演と体験です。

 間近で見る、座席を回転させつつ枕カバーを取り換える文字通りの“早業”は、座席が次々に回っていく迫力、音など、車外から見るのとは印象が大きく違いました。またこの作業では、座席を掃くと同時にそこが湿っていないかチェックできる、「魔法のホウキ」と呼ばれる特殊な道具を使用。その実演も行われ、子どもたちがそのホウキを駆使し、車内清掃体験を楽しんでいます。

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最終更新:7月24日(日)17時33分

乗りものニュース

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