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タトゥーはキレイに消せるのか? 医師「死ぬぐらいの痛み覚悟して」 相次ぐトラブル、除去手術の実態

withnews 7月26日(火)7時0分配信

 一時の気持ちの盛り上がりでタトゥーを入れたものの、結婚や出産、就職などを理由に除去を願う人も少なくありません。ところが近年、タトゥー除去をめぐるトラブルが相次いでいます。実際に手術を受けた人や医師に取材しました。

【画像】彫り師の作品の数々と、タトゥー除去手術のビフォーアフター 元通りの皮膚には戻らない…

「2年ほどでキレイに」信じて…

 福岡県の20代後半の女性は19歳の頃、肩から肘にかけて「トライバル」と呼ばれる民族的な柄のタトゥーを入れました。しかし、数年後に結婚して子どもが生まれると、「海水浴や温泉で困るから消したい」と思うようになったそうです。

 ネットで得た情報を元に、関東地方のある美容外科を受診。「2年ほどでキレイに取りますよ」という医師の言葉を信じ、複数回にわたる切除手術を受けました。

 手術でタトゥーの柄自体は消えましたが、傷口が広がってうんでしまうなど、術後の経過は思わしくありませんでした。

「覚悟がないならボディーペイントで」

 常に引っ張られるような痛みがあり、血がにじむ。ろくに入浴もできない日々が続きました。

 こうした症状を訴えても、担当医は「体重が増えたから傷が開いたのでは」「治らない人なんていないんですけどね」と言うばかり。処方してもらった塗り薬でも、傷はなかなか回復しません。

 結局、4年ほどの通院で、交通費も含めて150万円以上を支払うことになりました。現在は病院を変え、症状も改善に向かっているということです。

 女性は自戒を込めてこう言います。

 「絶対にキレイに治る、なんてウソ。傷が残るリスクなども含めて、病院はきちんと説明するべきです。除去手術の大変さや、多額のお金がかかることを知らない人も多い。知識や覚悟がないのなら、ボディーペイントぐらいにしておいた方がいいと思います」

レーザーの痕・肉割れ・水ぶくれ…

 女性のケースは氷山の一角です。

 「レーザー治療でやけどの痕のような状態になった」(30代女性)
 「切除手術で傷が盛り上がり肉割れした」(30代女性)
 「レーザーで水ぶくれができて痛い」(30代男性)

 全国の消費生活センターなどに昨年度、タトゥー除去をめぐってこうした苦情が寄せられました。

 国民生活センターの担当者は「タトゥーは気軽に入れられる割に、とるのには時間がかかり、様々な困難も伴う。そうした点が、苦情につながっているのではないか」とみています。

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最終更新:7月26日(火)17時21分

withnews

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