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【レポート】『ポケモンGO』レアポケモン「ラプラス」求め多くのトレーナーが江ノ島へ

インサイド 7月25日(月)15時0分配信

『ポケモンGO』配信から初の週末を迎えた日本。新宿御苑はリアルサファリパークと化し、「ミュウツーGET」のデマ情報が出回った鶴舞公園は深夜にもかかわらず大混雑したそうだ。そんな中、ネット上ではとある噂が話題になっていた。「江ノ島にラプラスが居る」という情報が出回ったのだ。

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『ポケモンGO』のシステム仕様は多くが謎に包まれており、ポケモンの出現に関して公式から発表されているのは「場所によって遭遇できるポケモンは変わってきます。例えば、みずタイプのポケモンは、水辺で多く見つけることができます。」という情報のみ。ゲーム内チュートリアルでも公式サイトでもシステムに関する情報はあまり公開されていないが、これは“不親切”なのではなく、“自分で発見・検証する楽しさ”を大切にするため、意図的に公開情報を制限しているのだろう。

そんな中ユーザーの手によって発信された「江ノ島にラプラスが居る」という情報は、多くのトレーナーが注目していた。嘘か真かわからないが、「江ノ島にラプラスが居る」という情報はあまりにも夢があり、居てもおかしくなく、探してみたい、探しに行く価値があると感じたからだろう。この感覚は初代『ポケモン』や『ポケモン 金・銀』で「どこどこに伝説のポケモンがいる」という情報を公園で聞いた時と同じで、「モンスターボール投げてボタンを連打すると捕まえ易い」という情報と同じぐらい怪しいのだが、むしろこの都市伝説感が忘れていた童心をくすぐったのだ。

情報を見てから居ても立っても居られなくなった筆者は、実際に江ノ島に行ってみる事にした。とはいえ日中は暑く人も多そうなので、日が沈むころを狙った。7月24日18:45頃、最寄り駅から江ノ島を目指してみると、明らかに人が多いことに気が付いた。海岸を横目に江ノ島に近づいていくと、「ルアーモジュール」が使用されているスポットが表示されるようになり、多くの人とすれ違う。そして何度か訪れているはずの江ノ島が異世界のように見えてきた。冒険がはじまる――そう感じるほどに。

江ノ島に到着する頃には日が暮れていたが、それでも辺りには多くのトレーナーの姿があった。皆ラプラスの話をしている。出店のお兄ちゃんに「今日は人が多いですね」と尋ねると「みんなポケモンGOだよ」と即答。普段から人はいるが、トレーナーはスポットから移動しないため、普段以上に人だかりができるそうだ。遠くのほうでは「そこ!座らないでね!」というおばちゃんの声も聞こえてくる。邪魔にならないようプレイしたいものだ。

さて肝心のラプラスだが、レアポケモンに指定されている(これも不確定な情報)だけあり、そう簡単には現れてくれないようだ。江ノ島大橋を抜けた島の入り口には4つ程のスポットがあり、ここで1時間ほど粘ってみたが、結果は「ビリリダマ」と「コイル」が大量に集まっただけ。そこで稚児ヶ淵という江ノ島の奥地を目指して移動することにしてみた。道中には美味しい出店の数々、可愛らしいネコ(ニャースではない)、そして観光スポットが待っており、ラプラスを探しながら江ノ島を歩くことがとにかく楽しくなってきた。これまでにも旅行や観光は多く行ってきたが、これほど清々しいのは久しぶりな気がする。完全に童心に戻っていた。

そうこうしていると、ついに稚児ヶ淵の近くまで来てしまった。残念ながらラプラスには出会えていない。近くに居たトレーナーにも聞いてみると、誰一人としてラプラスを見つけた者はいないようだ。それからは只々海を見ていた。それこそ2時間ほどは見ていた気がするが、一向に現れる気配はなく、結果的にその姿を見ることはできなかった。

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結局「江ノ島にラプラスが居る」の真偽は分からなかった。ツイッターには「見つけた」という投稿もあるが、それ自体が嘘かも知れないし、たまたまその人にだけ出たのかもしれないし、生息はしているが出会えなかったのかもしれないし、時間や日付や位置が関係あるのかもしれない。もしかしたら別の島に移動したという可能性もあるかもしれない。

ただ探索を終え「騙された」「デマかもしれないなぁ」というネガティブな気持ちにはならなかった。それは、情報を集め、自分の足で歩き、景色を見て、人と触れ合い、自分の指でボールを投げ、ポケモンを捕まえるという冒険が凄く楽しいからであり、これが本作の魅力だからだ。

ラプラスの新たな目撃情報は現在も出ており、今後も江ノ島を訪れるトレーナーは増えるだろうし、筆者も再び赴く予定だ。もしラプラスを見つけたと言うトレーナーは、ぜひコメント欄などで報告して頂きたい。

最終更新:7月25日(月)18時51分

インサイド

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。