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【インドネシア】上期の石炭生産量、16%減の1億トン

NNA 7月25日(月)8時30分配信

 インドネシアで石炭鉱業契約(PKP2B)を締結する大手石炭企業による今年上半期(1~6月)の石炭生産量は、前年同期比16.3%減の1億96万トンにとどまった。輸出量は同19.8%減の7,998万トン。エネルギー・鉱物資源省が公表した。
 22日付ジャカルタ・ポストによると、政府が設定した今年の生産目標は4億1,900万トン。現在のペースで推移すれば目標達成は困難な状況だが、同省鉱物石炭局のバンバン局長は「増産加速で目標が達成されることより、生産量が国内需要分を大きく超える可能性を懸念している」との見方を示した。同期の国内石炭消費量は32.6%増の2,544万トン。同局長は、政府が進める3,500万キロワット(kW)の電源開発プロジェクトが本格軌道に乗れば、国内の石炭消費量はさらに膨らむとみている。
 一方で石炭産業からの税外収入は、生産減にもかかわらず順調に拡大。同期の収入は12兆2,800億ルピア(約992億円)に達した。通年の目標は30兆ルピア。
 石炭の価格は現在も低調に推移している。アジアの石炭価格の指標であるオーストラリア・ニューカッスル港の積み出し価格は、今月中旬時点で1トン当たり62.23米ドル(約6,580円)にとどまっている。今年に記録した底値(47.37米ドル)から回復しているものの、2011年2月に記録した136米ドルを大きく下回っている。

最終更新:7月25日(月)8時30分

NNA