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【ベトナム】前田建設、地場企業とHCM市で不動産開発

NNA 7月25日(月)8時30分配信

 前田建設工業は23日、ベトナムの不動産開発会社ティエン・ドゥック・トレーディング・アンド・コンストラクションとホーチミン市2区における不動産開発事業で合弁契約を締結した。日本の著名な建築家、隈研吾氏のコンセプトデザインにより、商業施設を併設した高級マンション「WATERINA SUITES」(25階建て、全98戸)を開発する。
 
 ホーチミン市で同日開かれた調印およびプロジェクト紹介式典には、日系企業の関係者やティエン・ドゥック側の招待客など約100人が出席した。
 前田建設工業の小原好一会長は、「ベトナムでは1997年に着工したダーミー水力発電ダム(南部ビントゥアン省)に始まり、タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)の建設工事でも実績を重ねてきた。2007年に現地法人マエダベトナムを設立して以来、外資系を含む40社以上の建築工事を請け負ってきたほか、14年にはホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線の工事にも着手した」と、約20年にわたり同国のインフラ分野で実績を築いてきたことに言及。今回新たに手掛ける不動産開発事業では、高品質で長寿命な住宅の供給を目指すとした。
 在ホーチミン日本総領事館の中嶋敏総領事は、ホーチミン市の15年の域内総生産(GDP)は9.85%と国の経済をけん引しており、15年7月の改正住宅法の施行により外国人の不動産購入要件が緩和されたことから、不動産市場が活気づいていることに言及。「前田建設とティエン・ドゥックの不動産開発が日越協力を象徴する事業となることに期待している」と述べた。
 ティエン・ドゥックは、南部ドンナイ省で「ロンタイン・ゴルフ・クラブ」を運営するロンタイン・グループの傘下で、不動産開発を手掛ける。ホーチミン市2区では、シンガポールの不動産開発大手キャピタランドと高級マンション「ビスタ・アンフー」や「ビスタ・ベルデ」などを開発している。

最終更新:7月25日(月)8時30分

NNA