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雄のパパイアに実!? 珍しい「両生花」

沖縄タイムス 7月25日(月)9時54分配信

 名護市と与那原町で雄パパイアに珍しい実が付き、住人を驚かせ、地域の人々を喜ばせている。

<名護・運天原区>住民ら驚き 教材に
 【名護】「くれー うーむん パッパヤーやさ(これは雄株のパパイアの実だよ)」。名護市運天原の民家で雄株のパパイアに実が付き、話題になっている。5本のパパイアの中の1本の雄株に約25センチの実が約30個なっている。
 雌株の雌花は、葉柄の根元で花が着生して子房が膨らみ、実となるが、雄株は雄花だけが着生し、一般に子房は退化する。だが、まれに両性花となって結実することもあるという。
 運天原区の花城清敏区長は「実はとても硬いが、観賞用には上等な植物だから、地域の子どもたちに教材用として見せたい」と話した。
 パパイアは南米原産で実を付ける雌性木と両性木、まれに両性花となる雄性木がある。花弁は5枚で少し厚みのある白色。(玉城学通信員)

<与那原・知念さん宅>孫がもう1人できる吉兆?
 与那原町板良敷の知念政枝さん(65)宅で、雄パパイアの木に長さ15センチほどの実が六つなっている。初めて見る現象に「驚いたし、うれしかった。いいことがある前触れかな。孫がもう1人できるかも」と喜んでいる。
 知念さんによると、昨年6月の引っ越し後、雄パパイアが自然に伸びてきた。高さ3・5メートルほどで、今年3月ごろに初めて実が付いた。同じ庭にある雌の木の実と比べて、成長の早さは3分の1ほど。実も硬く、詰まっている印象と話す。
 県農業研究センターによると、「日照りなど環境の影響で、まれに雄の花が雌に変化して実が付く。年に1、2度問い合わせがある」という。パパイア好きの知念さんは「もう少し大きくしてから味見したい」。成長が待ち遠しい。

最終更新:7月25日(月)11時23分

沖縄タイムス