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【オーストラリア】連邦・州緊急エネ会議開催へ:東部州への影響必至=エネ環境相

NNA 7月25日(月)8時30分配信

 オーストラリア連邦政府のフライデンバーグ・エネルギー・環境相はこのほど、8月にオーストラリア政府協議会(COAG)のエネルギー相会議を緊急招集する考えを明らかにした。南オーストラリア(SA)州政府による再生可能エネルギー依存が電力問題を悪化させ、東部州へも影響が及ぶ恐れがあることから、電力供給の安定と電力価格の上昇を抑えるために「国内電力市場の再編が必要」としている。24日付地元各紙が報じた。
 フライデンバーグ・エネルギー・環境相は「連邦と州・準州政府の協力が必要。エネルギー供給と価格の問題では、国家的なアプローチが求められる」と述べた。
 オーストラリアの電力卸売りスポット市場である全国エネルギー・マーケット(NEM)には、ニューサウスウェールズ(NSW)州のほか、クイーンズランド州やビクトリア(VIC)州、南オーストラリア(SA)州、タスマニア(TAS)州が参加。ただ、西オーストラリア州と北部準州は現在、NEMに含まれていない。
 NEMに参加するSA州は、同州政府が風力と太陽光発電など再生可能エネルギー発電を州内の全発電量の50%に引き上げると決めたものの、移行がうまくいかず供給不足となり同州の電力価格が高騰。またTAS州も水力発電への依存度が高く、SA州と同じ問題を抱えている。
 財界団体オーストラリア産業グループ(AIG)のウィロックス代表はNSW州やVIC州が再生可能エネルギー発電の発電割合を高めていることについて、SA州などと同じ問題が起きる可能性があると懸念している。
 前環境相のハント産業・イノベーション・科学相は「SA州政府は移行を十分に計画すべきだったが、無計画だった」と述べた。
 NEMの監督機関であるオーストラリア・エネルギー市場委員会などは、再生可能エネルギー主体への移行に関する検討を行い、12月に定例開催予定のCOAGエネルギー委員会に報告書が提出される。

最終更新:7月25日(月)8時30分

NNA

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