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【英国】英総合PMI、過去7年超で最低:ブレグジット決定響く

NNA 7月25日(月)9時0分配信

 金融情報サービス会社マークイットは22日、7月の英国の総合PMI(購買担当者景気指数、速報値)が47.7ポイントとなったと発表した。6月から大きく4.7ポイント低下し、2009年4月以降で最も低い。景気の「改善」と「悪化」の境目である50ポイントを大きく下回った上、落ち込み幅は1996年の統計開始以降で最大を記録。欧州連合(EU)離脱決定の影響の大きさを物語っている。
 
 調査は7月12~21日に実施。マークイットは今回、ユーロ圏総合PMIと同じ方法で特別に速報値を出した。
 うち製造業はPMIは49.1ポイントと6月から3ポイント下落。分岐点を下回り、過去41カ月で最低に沈んだ。英国経済を支えるサービス業のPMIは4.9ポイント落ち込んで47.4ポイントと、こちらは過去88カ月で最も低い。
 マークイットのクリス・ウィリアムソン首席エコノミストは、金融危機がピークに達した2009年以来の低水準に沈んだことを危惧。8月の結果にも左右されるが、第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)成長率はマイナス0.4%に転じるとの見方を示し、「痛み」は短期的にしばらく続くと指摘する。一方で、ポンド安により製造業の輸出が過去2年で最も拡大したことは、暗闇の中の一筋の光だと表現した。

最終更新:7月25日(月)9時0分

NNA