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「火の祭」復活 小高で原発事故後初

福島民報 7月25日(月)11時19分配信

 相馬野馬追に合わせた福島県南相馬市小高区の行事「火の祭」は24日夜、原発事故後初めて催された。同区の前川沿いで約4千発の花火を打ち上げ、約2千のかがり火をたいた。
 火の祭は凱旋(がいせん)した「帰り馬」を出迎えるための行事。同区は原発事故の避難区域となったため、火の祭は中断していた。今年は帰り馬は行われなかったが、今月に同区の避難区域の大部分が解除されたのに合わせ、復興を期して再開した。
 かがり火の幻想的な明かりが次々とともり、大輪の花が夜空を焦がすと、大勢の来場者から歓声が上がった。小高区から原町区に避難している自営業志賀隆義さん(62)は「懐かしい。震災前の小高の生活に戻るのは無理かもしれないが、少しずつ町がにぎやかになってほしい」と話した。

福島民報社

最終更新:7月25日(月)11時31分

福島民報