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韓国国防部 THAAD電磁波の「無害」を強調

聯合ニュース 7月25日(月)13時57分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は25日の定例記者会見で、韓国への配備が決まった米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」のレーダー電磁波について「レーダーの出力はパトリオット(地対空誘導弾)より強くグリーンパイン(弾道弾早期警戒レーダー)より弱いレベルだ」と説明した。

 ただ、THAADのレーダーの詳細な特性や性能についてはセキュリティー上、公開できないとした。

 同部の説明は、THAADのレーダーから出る電磁波は韓国軍が運用中のグリーンパインより弱いため、有害性を心配する必要はないということを意味する。

 今月14日には記者団の立ち会いの下、グリーンパインの電磁波測定が行われた。

 グリーンパインの前方30メートル地点での電磁波は0.2658ワット毎平方メートルで、韓国の電波法で認められている6ワット毎平方メートルの4.4%にとどまった。

 また、THAADを実際に運用している米領グアムの基地でも記者団の立ち会いの下、測定が行われた。

 文報道官はこの測定について、THAADのレーダーから1.6キロ離れた地点で通常通りの角度・出力状態で行われたと強調した

 測定地点には米軍演習場があり今も数百人の軍関係者が活動していると説明した。

 さらに、レーダーから2キロ離れた場所にはココナツ畑や世界的に有名なビーチがあり年間数万人が出入しているため安全だとした。

 THAADが配備される予定の韓国南部、星州については、「THAADが相対的に高い地形に配備され住民の居住地域から十分離れているほか、最低5度以上、上に向けてレーダービームが発射されるため人や農作物への影響は全くない」と強調した。

最終更新:7月25日(月)14時0分

聯合ニュース