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夏木マリ「初めて本と接するのは声から」、オーディオブックの朗読に胸躍らせる

映画ナタリー 7月25日(月)12時41分配信

女優・歌手の夏木マリが朗読するヴィッキー・ストリンガーの著書「ワケありってコトで」が、本日7月25日よりオーディオブック・Audibleにて配信。その収録にあわせて囲み取材が行われ、夏木がインタビューに応じた。

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「ワケありってコトで」は、麻薬の売買により逮捕されたストリンガーが、7年間の服役期間中に執筆を決意した自伝的小説。出所後、自身で出版社を立ち上げ本書を刊行したストリンガーについて夏木は「これぐらい劇的に生きたいですね」と笑顔を見せ、「小説の中でも絶対にくじけない。私ならダメになっちゃうなというところでもポジティブで、こういう女性になってみたいと思いました」と敬意を表す。

また18歳にして裏社会で生きることになる小説の主人公パメラについて夏木は、自身が19歳で歌手デビューしたことに触れ「恵まれてなかったということに関しては共通してるかもしれない」とコメント。「デビューしたあとも売れなくて、ずっとキャバレー回りをしていた。裏とまでは言わないけど、アンダーグラウンドな環境ではありましたね」と自身の歩みを振り返る。

朗読時の心境を尋ねると夏木は「今回は丸ごと1冊(の朗読)ですからね。それをちゃんと聴いていただけるように読み手が世界観を作らないといけないので、緊張しましたし、エネルギーもいりましたね」と回答。歌との違いを聞くと「歌は自分のメッセージを届けるものなのでアプローチが全然違います。演技の仕事に近いんですけど、演じすぎると気持ち悪くなっちゃう。そのバランスが難しいですね」と返す。映像での演技と異なる点については「映像があるとなんとなく(の動き)でごまかせる部分があると思うんです。だけど声だけの仕事はそれができないし、いろいろとバレちゃう。だからこそこの仕事が好きだし、俳優はみんな声の仕事をしたほうがいいと考えてます」と持論を展開した。

最後にオーディオブックの魅力について聞くと、夏木は「生まれて初めて本と接するのは声からだと思うんです。(ほとんどの人が)ママの声からですよね。それに通じる部分があるのでワクワクします」と声を弾ませた。

最終更新:7月25日(月)12時41分

映画ナタリー