ここから本文です

<五輪サッカー代表>恩師が語る遠藤航「キャプテンシーの原点」

東スポWeb 7月25日(月)16時57分配信

 サッカー男子のリオ五輪代表でキャプテンを務めるのがMF遠藤航(23=浦和)だ。リーダーシップは中学時代から備わっていたという。横浜市立南戸塚中学時代のサッカー部顧問、大野武教諭(43=現横浜市立浜中学)が驚きの統率力を語った。

 中学生の遠藤はサッカー選手として「並」のレベルだったが、“キャプテン力”は抜群だった。中学2年の10月下旬に新チームの主将に指名されると真価を発揮した。

 大野氏は「手はかからなかったですよ。南戸塚中はグラウンドが小さく、遠征しないと試合ができないんですけど、当時は見向きもされない学校だったので、負けたとしても最後まで戦う姿勢とか、きちんとあいさつするとか、そういうことができれば、また(試合に)呼んでもらえる。そこら辺を航はすごく理解していた」。

 練習試合をする相手チームの顧問や選手に不快な思いをさせないようにイレブンをまとめ、遠征の道中も決して気を抜かなかった。「航に『何時に集合して、ここに行ってくれ』と、お願いすることもありました。そういう意味でキャプテンは大事でした。遠征に行く途中に何かあったら、試合ができなくなるので頑張っていた」(大野氏)

「言うことなし」のキャプテンシーがあり、五輪代表でもまとめ役にふさわしいという。大野氏は「周りの人にも丁寧ですし、接する友達、先生も嫌な気持ちにさせない。人のアドバイスは、きちんと聞いていたし、明らかに誰かのせいで負けたとしても、その子を責めないでチームを盛り上げていましたね」と振り返る。

 物足りなかったプレーでも、中学2年でセンターバックに転向すると才能が開花。湘南ユースに進んでからはトントン拍子で“出世”し、五輪代表の手倉森誠監督(48)が絶賛する不動の主将になった。大野氏は「メダルを取ってほしい。航が言っていたイングランドでプレーする姿も見たい」とエールを送った。

最終更新:7月25日(月)16時57分

東スポWeb

スポーツナビ サッカー情報