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【中京記念】ガリバルディを重賞初制覇に導いた福永が語る中京コースの“正体”

東スポWeb 7月25日(月)21時41分配信

 サマーマイルシリーズ第1戦(9・11京成杯AHまで全3戦)のGIII中京記念(24日=中京芝1600メートル)を制したのはガリバルディ(牡5・藤原英)。同馬を重賞初制覇に導いたのは、土日9勝の固め打ちで3回中京開催を締めた福永祐一だった。圧倒的な存在感で勝利を積み重ねた同騎手の語る中京コースの“正体”とは?

「中京は馬場を読むのが難しい競馬場。そこが面白いところではあるけど、今週はそれがはまったし、はまるタイプの馬が多かった」

 福永ならではの言い回しで自身最多の9勝(土、日)を決めた週末を総括する。前日の土曜に自身最多タイの1日5勝をマークし、日曜も7Rから騎乗機会4連勝。1番人気は9Rのトーセンバジルのみと、そのほとんどは騎手の腕で勝たせたと言える。

「週中に雨が降らず、乾いた馬場で競馬ができたことが大きいね。現在の馬場にディープインパクト産駒は合わないと思っていたんだけど、今週は何とかなった」

 内枠でも馬場のいいところを選んで走った7Rのヴィブロスも見事だったが、圧巻だったのはもちろん、7番人気の伏兵として挑んだ中京記念のガリバルディ。スタートから無理することなく、馬のリズムのみを重視した前半戦。折り合いを欠いて、ムダに力をロスしていた近走とはまるで違う走りだ。

「ある程度は決めて乗ろうと思っていた。直線で前が開いてくれたのもあるけど、レースにうまくはめ込めた」と福永。先に抜け出したピークトラムをゴール寸前で差し切れたのは、道中でしっかりと脚がたまっていたからだろう。

「能力を出せるようになるのを待っていたが、ここまでいろいろとあった馬。このまま右肩上がりになっていくかどうかは分からない」と同馬の今後については明言を避けた藤原英調教師も「出して行ったらかかる。最初から決め打ちのレースだったし、前が開くかどうかの競馬をするつもりで…。イメージ通りだった」と重賞初制覇にエスコートした鞍上の好騎乗をこうたたえる。

 馬場が荒れているのに時計は速く、その傾向がつかめない――どのジョッキーも苦心した中京コースを誰よりも攻略した男。開催(3回中京)20勝をマークして、ダントツの中京リーディング(次位はM・デムーロの12勝)を飾った福永から今週以降も目が離せない。

最終更新:7月25日(月)22時15分

東スポWeb

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