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アルミ二次合金メーカーのスクラップ買値、7月後半積みは上物類3円上げ

鉄鋼新聞 7月25日(月)6時0分配信

 アルミ二次合金メーカー大手と原料問屋が交渉する7月後半積みスクラップ原料買値は、新切サッシ(63S)などの上物類が3円引き上げ、機械鋳物アルミなどのスソものが据え置きでおおむね決着した。製品価格の低迷から上げ幅は抑えられたが、指標となるアルミ新地金市況の堅調と為替の円安にともなう国内アルミ価格の上昇を反映するかたちとなった。

 指標となるロンドン金属取引所(LME)アルミ現物市況は足元で現物1594・5ドル(前場、セツルメント価格)、先物1604ドル(後場)と、月初から3~5%上昇。世界各国の景気刺激策への期待感などが押し上げ材料となっている。
 また、為替の円安基調によって国内価格も上積みされ、新塊価格に連動しやすい上物類については軽圧メーカー各社が値上げを実施。合金メーカーも追随するかたちとなった。
 一方、原料問屋筋によるとUBC(プレス済みアルミ缶)は横ばいから2~3円の引き上げとばらつきが見られた。7月下旬に行われた横浜市の自治体入札価格はキロ118円台と、前回からほぼ横ばい推移。ある問屋は「価格が引き上げられても発生量は相変わらず激減しており、荷動きは最悪に近い状態。ビス付きサッシの取扱量は昨年から3割程度落ち込んでいる」と話す。

最終更新:7月25日(月)6時0分

鉄鋼新聞