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IHI、米GEの航空機エンジン開発のシェア向上。低圧タービンを担当

ニュースイッチ 7月25日(月)8時20分配信

ボーイング次世代機向け

 IHIは、米ゼネラル・エレクトリック(GE)を中心に開発が進められている新型航空機用ジェットエンジン「GE9X=写真」プログラムへの参画について、GEと基本契約を締結した。RRSP(リスク&レベニューシェアリングパートナー)によるIHIの参画シェアは10・5%となる。高い技術力が評価され、現行エンジンで「ボーイング777」搭載の「GE90」で約9%だった参画シェアを拡大することに成功した。

 GE9Xは米ボーイングの次世代機「777X」向けで、推力10万ポンド級の世界最大級の民間航空機エンジン。GE90の後継機種となり、IHIは低圧タービン部品などを担当する。

 IHIはGEと90年代から民間航空機エンジンの共同開発を実施。GE90のほか、「ボーイング787」など向け「GEnx」、ビジネスジェット向け「GEパスポート20」といったGEのエンジンプログラムに参画している。他社にはできないオンリーワン技術を保有しているからにほかならない。日本のモノづくり力を再確認する機会となった。

 【用語】RRSP(リスク&レベニューシェアリングパートナー)方式=エンジンや補用部品の販売・修理事業などの収入を、プログラムシェア(参画シェア)に応じて配分を受ける権利を持つ。一方で、開発・量産・販売に関するすべての費用やリスクをプログラムシェアに応じて負担する契約方式。

最終更新:7月25日(月)8時20分

ニュースイッチ