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まだ見ぬ複合材料の開発に挑む古河電工の若きリケジョ

ニュースイッチ 7月25日(月)12時10分配信

高橋尋子さん(29)さん「あの時の研究がこうして形になっているんだよ、と振り返るのが夢」

 「15年先に大きくなりそうな製品の開発、研究をしています」と話すのは、古河電気工業の高橋尋子さん(29)。先端技術研究所(横浜市西区)で、金属や無機材料などを含む複合材料を研究開発する。2016年4月に立ち上がったばかりのチームの一員として、新事業の創出に取り組む。「かなり先の話ですが、新しい商品の開発に携わり、『あの時の研究がこうして形になっているんだよ』と振り返るのが夢」とほほえむ。

<理屈が分からないのは気持ち悪い>

 子どもの頃から科学雑誌を読むのが好きでした。動いている物がどんな理屈で動いているのか、分からないまま使うのが気持ち悪くて、振り子時計を分解したことも。元に戻せず、親に「もったいない」と叱られました。

 仙台市の出身。東北大学大学院環境科学研究科で無機材料を研究しました。修士課程2年の時に、トルコの国際学会に参加し英語で発表したのが思い出です。自分の英語が伝わらない上に、質問者の英語が聞き取れない。緊張しました。いろいろな人と話すことの大切さを痛感しました。

 就職先は化学メーカーを考えていました。次第に「化学の人しかいないところに入って、どこまで活躍できるのかな」と思うようになり、他分野の会社も回りました。古河電工に決めたのは「居心地の良さ」を感じたから。家よりも会社にいる時間が長いので、雰囲気は大事だと思いました。

<リチウムイオン関連の開発に責任感>

 今年で入社6年目。4年間はリチウムイオン関連の研究開発に従事。昨年はブラジルや米国に出張し、取引先からニーズを探ったことも。会社は新事業の創出に力を入れており、責任を感じます。

 休日には神保町の古本屋によく行きます。10、20年前の理系の専門書を読むと、今との違いが分かって面白い。また、お茶の師範の資格を学生時代に取っていて、気分転換にお茶をたてています。「無」になれて落ち着きます。

最終更新:7月25日(月)12時10分

ニュースイッチ

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