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支え合い夏満喫 車いす利用者が海水浴

カナロコ by 神奈川新聞 7月25日(月)6時33分配信

 車いす利用者が海水浴を楽しむ「鎌倉バリアフリービーチin材木座」が24日、鎌倉・材木座海岸で開かれ、県内外から46人の障害者とその家族、約150人のボランティアが参加。今まで海水浴に親しんだことのなかった子どもたちや、海は久しぶりという大人たちが夏のひとときを満喫した。

 企画したのは、神奈川県鎌倉市腰越の医師酒井太郎さん(46)ら医療・福祉関係者や地域住民10人でつくる実行委員会で、昨年に続き2回目。20組を募集したところ、地元鎌倉のほか横浜、藤沢、秦野など県内各地や都内などから4~83歳の障害者とその家族46組が応募、ボランティアを募って全員を受け入れた。

 海の家「ほしのや」の協力を得て、スロープを設置してトイレやシャワーも車いすに対応。砂浜にベニヤ板を並べて作った車いす用の通路を通って参加者らは海へ。大きな浮き輪や、海中にも入れる砂浜用車いす、車輪のついたいかだなどに乗り込み、続々と大人の胸近くの深さまで進んだ。

 ダウン症の長男(5)のために一家で川崎市宮前区から来た会社員(48)は「海に来たのは2度目ですが、弟もいるのでなかなか海水浴まで楽しめなかった。こういう取り組みがもっと広がってくれるとうれしい」と話した。10年ほど前の事故で足が不自由になったという横浜市都筑区の会社員(33)はカップルで訪れ、「大勢の方の協力があって海水浴を楽しめるというのはすてきなこと。とても前向きな気持ちになります」と感謝を口にしていた。

最終更新:7月25日(月)6時33分

カナロコ by 神奈川新聞