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勝者ハミルトンがレース後に意見、ロズベルグの予選「罰則なし」に異議あり

オートスポーツweb 7月25日(月)3時44分配信

 2016年F1第11戦ハンガリーGPで優勝を果たしたメルセデスのルイス・ハミルトンは、予選でのニコ・ロズベルグの走りにペナルティが与えられなかったことで、下位カテゴリーで戦うドライバーの黄旗区間での走りに悪い影響を与えかねないと語った。 

ロズベルグ、“疑惑”のQ3アタック動画

 ロズベルグは、Q3でフェルナンド・アロンソがスピンを喫したあと、ダブルイエローが提示された区間で一時減速するも、そのまま最後まで走りきりポールポジションを獲得した。一方のハミルトンは、減速してアタックを断念。ポールポジション獲得の機会を逃した。

 ハミルトンはレース後、ロズベルグに罰則が与えられなかったことに関して、まだ懸念を感じていると口にした。

「もしダブルイエローが提示されたら、マシンを減速させる準備をしなければいけないんだ」とハミルトン。

「ニコは僕が前の周に記録したスピードと同等の速さでコーナーに差しかかっていたんだ。実際、彼はペナルティを受けなかったから、これから僕たちは気をつけなければならなくなった。なぜなら下位カテゴリーを含めたすべてのドライバーたちは、ダブルイエロー区間では、わずかな減速だけで十分だという認識を持ったからね。非常に危険なことだと思う」

「これまではシングルイエローでコンマ2秒、ダブルイエローだとコンマ5秒失われることになっていたけど、次のレースからは、ポールポジションをかけて争う際、ダブルイエローが出た場合わずか0.1秒のロスだけでいいことになる」

 一方当事者のロズベルグは、黄旗での安全基準について十分に理解していると主張する。

「ダブルイエロー区間で減速しなければいけないのは知っている。僕は20km/h減速してコーナーに入った。F1マシンで20km/hというのは大きな違いだよ。すべては安全だった」

「ブレーキングポイントの30m手前でリフトさせて、エイペックスに到達するまで20km/h落とした。そして、よりタイトなラインを選んでからまたアクセルを踏んだんだ。(減速は)明らかだったし、スチュワードは僕にペナルティを与えなかった」

 路面状況が良くなっていくというコンディションだったため、1周前のタイムを上回る可能性は高かった。

「すべてのアタックでタイムを上げるつもりだった。路面状況は完全なドライコンディションではなかったからね」

 レッドブルのダニエル・リカルドは、これはドライバーたちにとって長い間きちんと議論しておきたかった問題だという。

「シングルイエローでは、ドライバーは実際に減速していない場合でもスチュワードには減速したと見せている。ただしダブルイエローは、もっと重要な意味を持つからね。シングルイエローとは大きな違いがあるから注意しなくてはいけないんだ」

 予選後ロズベルグにペナルティが出ることはなく、決勝ではポールポジションから2位に終わったあとでも、この問題に対する議論は続いている。

[オートスポーツweb ]

最終更新:7月25日(月)3時44分

オートスポーツweb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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