ここから本文です

中学生が夢や考えを発表 和歌山県少年メッセージ

紀伊民報 7月25日(月)16時45分配信

 和歌山県上富田町朝来の上富田文化会館で23日、中学生が思いを伝える「少年メッセージ2016」の県大会があった。各地方の予選を経て選ばれた18人が、日常生活の中での実体験などを通して得た考えや将来の夢を発表した。

 和歌山市の県青少年育成協会主催。県や県教育委員会、紀伊民報など後援。大人が少年少女に対する理解を深めるとともに、郷土の未来を担う若い人の育成を進めることを目的にしている。

 今年で38回目。県内で1万1876人の応募があり、和歌山市と振興局ごとに各2人(県大会開催地の西牟婁は4人)、県大会での発表者を選出した。

 発表は1人5分程度。生徒は身ぶり手ぶりを入れたり登場人物によって声色を変えたりして、情景や感情をていねいに表現した。学校関係者や青少年教育・活動に興味のある人など約400人が発表に聞き入り、発表者一人一人に拍手を送った。

 金賞に選ばれたのは湯浅中学校3年生の池原志織さん。池原さんは「耳をすまそう」をテーマに、ビブリオバトルという書評大会に出場した経験や『アンネの日記』を読んだ経験について話し、本を読むことの大切さを伝えた。

 紀南から出場した生徒では、串本町の西向中学校3年生、谷口鈴さんが銅賞に選ばれた。「祖父から学んだこと」をテーマに話した。祖父の年齢や体調を心配し、さまざまなことを手伝っていたが、「手伝わんといて」と言われたこと。それは「自分でできることはする」ということだったと話した。

 池原さんは中部・近畿ブロック大会へ推薦され、選出されれば、11月に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都)で開かれる「少年の主張全国大会」に出場する。

 谷口さんのほか、紀南の発表者の結果は次の通り。

 【入賞】=西脇美緒さん(田辺2年)、嶝口絢音さん(大塔3年)、土橋福実さん(熊野川3年)、鈴木大和さん(衣笠3年)、古久保亜留久さん(田辺2年)

最終更新:7月25日(月)16時45分

紀伊民報