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南部川で体験学習会 子ども100人が川に親しみ学ぶ

紀伊民報 7月25日(月)16時45分配信

 和歌山県の南部川体験学習会(南部川漁協、県内水面漁連主催)が24日、みなべ町西本庄の河川敷であった。町内の幼稚園児や保育園児、小学生計約100人が参加し、アユやモクズガニの生態について学んだり、アユのつかみ取りを楽しんだりした。

 子どもたちに地元の川に親しんでもらおうと、各種団体の協力で毎年開いている。前日の23日には、南部川漁協の他、町建設業協同組合や町職員ら計約70人が、河川敷に生えた雑草を草刈り機で刈ったり、ごみを拾ったりした。

 24日は開会に際し、南部川漁協の永井誠組合長が「水の大切さを学んで帰ってくれたらうれしい」とあいさつ。

 「水辺の教室」では、県水産試験場内水面試験地(紀の川市)の高橋芳明主査研究員が、アユの一生について解説し「アユは川と海を行き来する魚。川の環境も海の環境もどちらも大切で、良くしていかないといけない」と子どもたちに呼び掛けた。

 モクズガニの生態についての説明も聞いた後、甲羅の大きさ1センチほどのモクズガニ計250匹をコップに取り分けて、川に放した。

 アユのつかみ取りでは、体長20センチほどのアユが千匹用意され、子どもたちは「速いー」「元気やなあ」などと歓声を上げながら、プールの中に放たれたアユを夢中になって追った。つかんだアユは、備長炭で焼いたアユの塩焼きと交換した。

 上南部小学校5年生の栗山大雅君(10)は「アユは触るとぬるっとして、なかなかつかむのが難しかった。面白かった」と話した。

最終更新:7月25日(月)16時45分

紀伊民報