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138センチのオオウナギ 白浜の岩上さん、鴨居で釣る

紀伊民報 7月25日(月)16時45分配信

 和歌山県白浜町庄川の岩上岩男さん(82)が23日、同町才野の鴨居川で全長138センチ、重さ約8キロのオオウナギ(ウナギ科)を釣った。岩上さんは「とても重く、取り込むのに20分もかかった」と話している。

 岩上さんは同日午後3時ごろ、ウナギ(ニホンウナギ)を釣るため、さおにイシダイ釣り用の針を付け、タニシの身を餌にして釣り始めた。4時40分ごろ、大きな当たりがあり、強い力でぐいぐい引き込まれたため、リールで巻き取るのを諦め、手袋をした手で糸をたぐり寄せたという。

 釣り上げたオオウナギは自宅に持ち帰り、水槽に入れていたが死んだ。近く県立自然博物館(海南市)に寄贈する。

 岩上さんは3年ほど前からウナギ釣りを始め、餌にザリガニやミミズも使っている。オオウナギは今月中旬にも、今回の半分ほどの大きさのを同じ場所で釣ったという。

 オオウナギは最大2メートル以上になり、ニホンウナギとは異なり体に斑紋がある。主に熱帯域に分布し、九州以北では数が少なく、各地で生息地が天然記念物に指定されている。

 県内では白浜町、上富田町、田辺市を流れる富田川の一部が国の天然記念物に指定されている。

 1メートルを超える大型個体の捕獲は、県内では2011年に那智勝浦町で115センチ、08年に白浜町で108センチなど数年に1度程度記録がある。

 富田川では、80年以上前に全長約190センチのが捕獲され、そのはく製が残っている。

 県立自然博物館学芸員の楫善継さん(36)は「1メートルを超える個体は少なく、これだけ大きいのは珍しい」と話している。

最終更新:7月25日(月)16時45分

紀伊民報