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元出版社勤務の筆者おススメ!初心者向け投資本2選

ZUU online 7月26日(火)6時10分配信

投資ビギナーのアラサー筆者が株式投資を実況する連載も9回を迎えました。思い起こせば、連載を持ちかけられた当初は「株なんて絶対無理!」「怖い!」そんな風に思っていたのですが、今ではすっかり、SBI証券のマイページにログインするのが日課だったりします。

そして投資デビューをして2週間、株式の購入最小単位である「単元株」を購入しよう!と意気込んだのはよかったものの、購入できなかったのが前回のお話です。今回こそは購入……と思ったのですが、実は、今回、特に何も買えませんでした……!

と、いうわけで今回は、実は出版社勤務経験のある筆者が、株式投資をはじめるにあたって参考にした本の紹介をさせていただきます。

これまでの経緯は、こちらの記事からどうぞ。
→#01 株ってどれくらい損をするんですか? https://daily-ands.jp/posts/5735594b73f3212f7998e2d9
→#06 アラサー女が株投資を実況。感想と失敗とアドバイス https://daily-ands.jp/posts/5763d23173f3216d2cb5e1bc
→#08 「損したくない人」にもできる株取引って? https://daily-ands.jp/posts/5775cfcf73f321098ebbec92

■元出版社勤務の筆者がおススメ!初心者向け投資本ベスト2

1.「めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAⅰが作った「株」入門 改定第2版
ダイヤモンド・ザイ編集部 編
ダイヤモンド社/2013年

1冊目は、ダイヤモンド社が毎月発行している株の雑誌「ZAⅰ」。オンライン版もあり、筆者もよく見ています。

この本はオールカラーで、説明も初心者に向けてやさしく書いてあります。「株価チャートをどのように見たらよいか」「よい株を買うにはどこを見るべきか」など、本の触れ込みにある「株に必要なことはみんな、ここに書いてある」通りの内容です。銘柄選びや株取引でわからないことが出てくると、筆者はこの本を読むようにしています。

筆者が特に「いいな」と感じているのが、図解が多いところ。言葉のみの説明ではなく「板情報はココをこう見る」「株価チャートのローソク足と値動きの関係」などが図とともに書かれているので、理解しやすいです。

筆者はこの本を、株式投資に関する「?」が出てきた時の「参考書」「ガイドブック」のような形で使っています。

株式投資にあたって基本的な知識を得ても、実際に株価チャートなどを見て「ここの株価は今よいのか、悪いのか」などを判断することは初心者にはなかなか難しいです。この本は、判断材料のひとつになります。

2. 株主はじめました
雄山スズコ著・監修 片山晃
メディアファクトリー/2015年

「難しいことをわかりやすく知りたい」という時、筆者はコミックエッセイを読むことが多いです。マンガの方が、専門的なことが文章よりも頭に入ってきやすいためです。

この本は、漫画家で10年以上の投資経験を持つ雄山スズコさんが描いており、カリスマ投資家で知られ、現在は投資会社の代表を務める片山晃さんが監修されています。

内容は、投資家としてベテランのお2人が「株初心者の主人公」と「主人公の友人の元同級生の投資家」として登場し、主人公が株式投資をはじめていく流れがコミック形式になっています。

株式投資未経験の女性向けに描かれているので、スムーズに楽しく読み進めることができます。筆者と同じように、口座開設や銘柄選び、売買などのほかに、株主総会や株主優待、NISAについてなども描かれています。

筆者がこの本で「良いな」と感じた点は、株式投資におけるリスク・リターンの両方が描かれていること。「いきなり大儲けできる簡単な方法はない」「損をする覚悟も必要」「相場はいい時もあれば悪い時もあり、自分の力でコントロールできるものではない」など、投資における現実的な面もしっかり書かれています。

「女性の方が投資に向いているという説もある」 「疑問に思ったことをすぐに調べたり、新しい情報を次々に仕入れるタイプの人は投資に向いている」 「投資は面白く、自分の可能性を広げてくれる」など、投資を行う上でのあり方など、「コツコツと投資をしていく」上での考え方の基盤となる言葉も描かれています。

株式投資に関する本を読んでみて感じたこと
さまざまな株式投資の本を読んでみて、知識や実践の面で役立つこと以外のことも得られました。

「株式投資にはリスクがある。その分得られるものもある」 「株は『買う理由』が必要。買った理由がなくなった時に売却する」

などの記述を読み、「利益を出したい」という安易な考えだけではなく、「投資に対する自分なりの考え方・投資をする理由」が必要であるということを改めて感じました。

株式投資に関する本の中には「こうすればうまくいく、儲かる」などと書いてある本もありますが、株式投資には市場の状況や、その人に合ったやり方があると思います。

また、儲かっている会社に「企業秘密」があるように、成功の方法はそう簡単に口外されるものではないとも思います。だからこそ、自分でマメに情報収集を行い、失敗や成功をしながら、無理のない範囲で投資を続ける姿勢が大切なのかなと思いました。

■なぜ今週は株を買えなかったのか?

……と、ここで記事を終わらせてもいいのですが、このままだと連載名に反することになってしまう!と思い、現在1株保有している富士電機<6504>の株価と、前回購入できなかったヤマシナ < 5955> の株価がどうなっているか、SBI証券のサイトから7月7日時点の終値を最後に紹介します。

その前に、なぜ株を買えなかったのか?という点ですが、それにはちゃんとした理由があります。

株について学ぶ中で、株で利益を出す方法には「株を売買する差額で利益を出す(キャピタルゲイン)」と、「株式を保有して配当金や株主優待を得る(インカムゲイン)」という2つの方法があり、株式投資においては前者がメジャーな方法であると知りました。(諸説あり)

株を買う時には、株価が上がり続けている「上昇トレンド」のタイミングで買うのが利益を出すコツとのこと。筆者もいくつか買いたい銘柄を見つけて株価チャートを見ていたのですが、EU離脱の影響も残っているためか、どの銘柄も株価が下がり続ける「下降トレンド」になっており、買った後も株価が下がり続けて損失を出す可能性が非常に高いことがわかりました。

■タイミングも投資の上ではかなり大切

連載当初は「ひとまず銘柄を決めて株を買ってから、利益を出すためにあれこれ工夫すること」が利益を出すために必要だと考えていたのですが、「株を買うタイミング」を考えることも、株式投資をする上ではかなり大切なことのようです。

最初から利益を出すことは難しいとしても、「損失が出そうなタイミングで株を買う→やっぱり損失が出た…」となるより、「利益が出せそうなタイミングで株を買う→結果として損失が出た(もしくは利益が出た)」という経験をする方が、目標達成への近道なのではと考えています。

もちろん「これから株を始めたい」と考える読者の皆様にとって、筆者の経験が少しでもお役に立てば、という思いが十二分にありますので、何より、単元株デビューをしたくでウズウズしている筆者ですので、来週中には株価が戻ることを願い、ぜひ購入したいです!

■保有している富士電機の株価はどうなったか?

まずは、富士電機の株価から。

7月7日の終値は409円。筆者が購入した時(473円)よりも64円下がっています。筆者が1株ではなく100株買っていたら、この時点で6400円の損失が出ていたということになります。

ここ3ヶ月のチャートを見ても、今後しばらくは買った時より上がることはなさそうなので、1株ではありますが、株価がある程度復活してきたところで売却した方がよいかもしれません。

■もしも指値で買えていたら…ヤマシナの株価

次に、ヤマシナの株価を見てみました。こちらは、7月7日時点の終値が54円。もし先週51円で200株買うことができていたら、3円上がっているので600円の利益が出る計算になります。ただし、実際には先週は株価が下がっていないので「もしも」の話です。

過去3ヶ月の下記のチャートを見ると、今後は平行線か少し下がり続ける可能性があります。

株価がほぼ変わらない、または下がり続けるようであれば、今はこの銘柄を買うタイミングではないのかもしれないので、他の銘柄を検討しようと思います。

■筆者はこう見る!最近の株式市場は

7月7日終値の日経平均は1万5276円24銭と、前日に比べて102円75銭下がっていました。ここ数日、他の気になる銘柄の株価なども見ていたのですが、1日で十数円~百円以上下がっていた銘柄などもありました。

株式投資市場はEU離脱の影響からまだ立ち直ってはいないようで、市場や投資家の間でも、この先どのようになっていくのかという「先行きの不安」が強いようです。7月8日夜にアメリカの雇用統計が発表されるため、発表までは取引を控える投資家も多いようです。8日の発表では、農業部門以外の就業者数が前月より28万7000人増加したことがわかりました。予想を大きく上回る数字だったため、来週の株価にどう影響するか期待です!株価よ戻って…!

株を買う時の参考として、世界の情勢や動きも、まめにチェックしていきたいと思います!(続く)

Y子
大学卒業後、出版社勤務等を経てフリーライターに。インタビューや取材、記事制作などを行う。20代の終わりが近づき、ただ漠然と貯金をすることに疑問を感じ「投資」に関心が出てきた。

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:7月26日(火)6時10分

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