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慶良間をブランド観光地に 環境省、訪日客誘致へ8国立公園選ぶ

沖縄タイムス 7/26(火) 17:49配信

 【東京】環境省は25日、訪日外国人客の誘致のため、国立公園の受け入れ態勢を重点整備し、ブランド観光地として世界にPRするモデル事業「国立公園満喫プロジェクト」の対象に、沖縄県の慶良間(けらま)諸島や阿蘇くじゅう(熊本、大分)、阿寒(北海道)など8カ所を選定した。宿泊施設などの整備や質の高い専門ガイドの育成、海外への情報発信などを強化する。大型会議場や大型商業施設の整備のための規制緩和なども検討する。
 慶良間は、世界屈指の透明度の海やザトウクジラの繁殖海域であり、地元ダイビング事業者によるサンゴ保全の取り組みやエコツーリズム全体の構想などが評価された。
 8カ所は世界遺産や温泉など外国人を引きつける資源があることや、景観向上などの取り組みなどを基準に選んだ。熊本地震の被災地にある阿蘇くじゅうは、災害復興のモデルに位置付け、重点支援する。日本の「ナショナルパーク」として、情報発信するため英語の統一ブランドも検討。世界の旅行者が長期滞在したいと憧れの目的地を目指す。
 地元自治体は民間団体などと連携して地域協議会を設置し、自然や伝統文化を生かしたツアーの開発に取り組む。同省は関連経費について、本年度の第2次補正予算や来年度予算への計上を目指す。
 国立公園のブランド化は、2020年時点で訪日客を年間4千万人とする政府の新たな観光戦略の一環。国立公園を訪れた外国人は15年に430万人だったが、1千万人に増やす目標だ。

最終更新:7/26(火) 17:49

沖縄タイムス

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