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【インド】インドの改革鈍化、IMFが警鐘

NNA 7月26日(火)8時30分配信

 国際通貨基金(IMF)は、中国で24日まで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に向けた資料で、インドの「改革のペースの鈍化」に警鐘を鳴らした。PTI通信が同日伝えた。
 IMFは先に、インドの2016/17年度(16年4月~17年3月)の国内総生産(GDP)成長率の予測を7.4%に引き下げた。会議向けの資料では、「原油安と積極的な政策、信頼感の持ち直しで回復基調にある」と、インド経済に一定の評価を与えた。一方で、「銀行と企業の財務の弱さ、改革のペースの鈍化、輸出の低迷で逆風が吹き、成長率には下向きの圧力が加わる可能性がある」と指摘した。
 このほか、インドだけでなく、先進国を含めた各国向けに9つの「重点改革」分野も列挙した。IMFはインドについて、革新性と資本市場の開発、貿易・海外直接投資(FDI)の自由化の3分野では高い評価を与えたが、労働とインフラ、銀行、財産権などの6分野では改革の加速を求めた。

最終更新:7月26日(火)8時30分

NNA