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野馬懸勇壮 相馬小高神社野馬追フィナーレ

福島民報 7月26日(火)9時18分配信

 国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は25日、東京電力福島第一原発事故に伴う大部分の避難区域が解除された福島県南相馬市小高区にある相馬小高神社で野馬懸(のまかけ)の神事を行い、3日間の日程を終えた。
 神社境内に設けられた竹矢来(たけやらい)に騎馬武者が3頭の裸馬を次々と追い込んだ。御神水(おみたらし)に浸した駒とり竿(さお)で神馬(しんめ)となる白馬を打ち付けると一斉に白装束をまとった約10人の御小人(おこびと)が飛び掛かった。激しく暴れる馬の首や体を押さえ、無事に捕らえると、来場した約1800人から大きな拍手が起こった。
 同市原町区出身で東京都杉並区在住の会社員岡村小百合さん(43)は東日本大震災後の南相馬の様子が気になり、初めて野馬懸を見に来た。「地元以外からも多くの人が訪れていて驚いた。避難指示が解除された小高に若い人が戻り、以前のようなにぎわいが復活してほしい」と願った。

福島民報社

最終更新:7月26日(火)11時35分

福島民報