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ドイツ車輸入が13年ぶりマイナス VW急減=韓国

聯合ニュース 7月26日(火)11時52分配信

【ソウル聯合ニュース】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正の影響で、韓国で今年、ドイツ車の輸入が13年ぶりに減少していることが分かった。これにより、2008年のリーマン・ショック後に膨らみ続けてきたドイツに対する完成車の貿易赤字は小幅縮小した。

 韓国自動車産業協会は26日までに、韓国が1~5月にドイツから輸入した自動車を5万1736台と集計した。前年同期比12.7%減少した。ドイツ車の輸入は2004年以降、一度も減少したことがなく、特に近年は多様なモデルに対する消費者のニーズが高く2桁増を記録していた。昨年も26.3%増加した。

 しかし今年は、ディーゼル車の排ガス規制逃れが発覚したVWの販売急減が響き、13年ぶりにマイナスに転じた。

 韓国輸入自動車協会によると、VWグループの韓国法人フォルクスワーゲンコリアの今年上半期(1~6月)の販売台数は1万2463台で前年同期比33.1%減少、アウディコリアも1万3058台と10.3%減った。

 ドイツ車はVWだけでなくBMWも前年同期比4.3%減少、メルセデス・ベンツは6.8%増にとどまった。

 韓国としては、完成車の対ドイツ貿易収支の改善につながっている。

 聯合ニュースが韓国貿易協会の統計を分析したところ、上半期に韓国完成車の対ドイツ輸出は5億6200万ドル(約589億円)、輸入は28億1200万ドルで、貿易収支は22億5000万ドルの赤字だった。昨年同期に比べると1億6900万ドル少ない。

 韓国完成車の対ドイツ貿易収支は2000年代前半まで黒字だったが、08年のリーマン・ショックのあおりで輸出が半減し7億5000万ドルの赤字に転落した。その後、韓国の輸入車市場でドイツ車が独り勝ちする一方、韓国車はドイツで苦戦し、昨年の貿易赤字は50億8800万ドルに膨らんだ。

最終更新:7月26日(火)13時7分

聯合ニュース