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ポケモンGO、オタクの祭典を席巻!トレード搭載でさらに人気拡大か【コミコン2016】

シネマトゥデイ 7月26日(火)21時8分配信

 現地時間21日から24日にかけて、最大規模のオタクの祭典コミコン・インターナショナル(コミコン)が米サンディエゴで開催、あらゆるポップカルチャーを扱う今年のイベントを席巻したのは、日本でも配信がスタートしたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」だった。

【写真】美しすぎるコスプレに大興奮!コミコンギャラリー

 「ポケモンGO」は、位置情報とAR(拡張現実)技術を利用し、現実世界でポケモンを探したり捕まえたりできるゲーム。同じく位置情報を利用した陣取りゲーム「Ingress」を開発してきたNiantic,Inc.がリリースした作品で、世界中で社会現象を巻き起こしている。

 コミコンの会期中、大スターが出席するメジャー映画会社のパネルディスカッションが連日行われるホールH。パネル前日から会場周辺に形成される数千人規模の行列はもはや名物となっており、大勢の人々が思い思いの方法で一夜を過ごすが、今年は大半が「ポケモンGO」をプレイ。会場周辺でスマホを見つめている人のほぼ全員がプレイする状況が、ゲーム人気のすさまじさを感じさせた。

 参加者のコスプレは、その年にどの作品がオタク界隈の話題を集めたのかを計る一種のバロメーターともなるが、今年は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の主人公レイと、アニメ「ポケットモンスター」のサトシやカスミ、さらにピカチュウが氾濫。同じキャラクターをあまりに見かけるため、皮肉にも、今年は少し地味な印象を受けたほどだ。

 また連日行われるパネルでは、映画関連のイベントにもかかわらず、司会者が「ポケモン集めの調子はどうだい?」と観客に呼びかける場面が幾度も見られるなど人気が飛び火。オリバー・ストーン監督最新作『スノーデン(原題) / Snowden』のパネルでは、同ゲームに関して質問されたストーン監督がセキュリティー上の危険性を訴えるなど話題を呼んだ。

 今年は、同作を開発したNiantic,Inc.のジョン・ハンケ氏のパネルも開催。あまりの反響に、会場が500人規模の部屋から6,000人以上を収容するホールHに急きょ変更。この年のトリを飾ることになった。コミコンによるとゲーム作品のパネルをホールHで行うのは初だといい、伝説のポケモンが会場に現れるのではないかというファンの淡い期待もあって会場は満席となった。

 ゲームへの反響について「とにかくぶったまげた」というハンケ氏は、同ゲームが、ユーザーの体を動かしコミュニティーに引き込むようにも設計されていると言及。「ゲームはしょせんゲームです。しかしゲームはまた、外に出て自分の街を見て回り、そこで出会う自分以外の人たちと楽しむ理由になるんです」と語った。

 今後については、サーバーの安定した運営が先としながらも、トレード機能の搭載やトレーニングのアップデートについて、優先事項としてあたっていると約束。また新たなポケモンや拠点の追加についても言及した。伝説のポケモン登場はなく、客席から落胆の声が漏れたことも含め、最後までコミコンファンの話題をかっさらう存在となった。(編集部・入倉功一)

最終更新:7月26日(火)21時8分

シネマトゥデイ