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【高校野球】木更津総合が3年ぶりV エース・早川が春の悔しさバネに進化

東スポWeb 7月26日(火)15時50分配信

「第98回全国高等学校野球選手権大会」千葉大会決勝は26日、QVCマリンフィールドで行われ、木更津総合が市立船橋に3―2で競り勝ち、3年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めた。

 プロ注目の左腕・早川隆久(3年)は2失点完投勝利。これで4試合連続完投で、この大会では計5試合、46イニングを投げてエースとしての責任を果たした。

 この日は疲労からか球速こそあまり出なかったが、自慢の制球力と球のキレで勝負。走者を出しながらも要所を締めて前半を無得点に抑えた。

 しかし、2―0の6回につかまる。一死から連続安打などで満塁のピンチを背負うと、7番・高田(3年)に中前へはじき返され試合は振り出しに。

 9回に味方に勝ち越してもらうとその裏、一死二塁のピンチを迎えたが、冷静に後続を断ちチームを優勝へ導いた。

 今春の選抜の準々決勝・秀岳館(熊本)戦で、早川は厳しい判定に泣かされ、9回二死からまさかの逆転サヨナラ負けを喫した。この日の試合後、「あの判定がなかったらここまでこれていなかった。自分のことを成長させてくれた」と話したように、この春の経験をバネに徹底的に制球力を磨いたという。

 実際に準々決勝、剛速球右腕・島(3年)を擁する東海大望洋戦では「選抜の秀岳館(熊本)戦が頭をよぎった」と同じような場面を迎えながらも見事にピンチを脱し、成長を見せつけた。

 早川と1年秋からバッテリーを組む大澤(3年)は「夏に向けて徹底して制球力を磨いてきた。打者のヒザ元の高さにヒモをブルペンの端から端へ横一線に張って、その高さに10球投げられるまでピッチング練習をやめないということをやってきた。最初は6、7球がヤマだったが、今では余裕で10球当てられるまでになった」と成長を認める。早川自身も「(選抜で)あのバッターには粘り負けしたので、決め球を3つに増やした」と制球力に加えて新たな引き出しも準備したことを明かした。

「夏、また秀岳館にリベンジしたい」と闘志を燃やす左腕は、新たな武器を手に甲子園に帰ってくる。

最終更新:7月26日(火)16時6分

東スポWeb

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