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富岡駅の模型、町に寄贈 玩具店経営の根本さん

福島民報 7月26日(火)11時9分配信

 福島県富岡町の中央商店街で玩具店ステップワンを営んでいた根本正彦さん(54)は、東日本大震災の津波で被災したJR富岡駅の模型を作成し、町に25日寄付した。
 根本さんは多くの町民が利用していた駅を記憶にとどめてもらおうと、約2年前から木材やプラスチックなどを材料に模型作りに取り組んだ。写真や自らの記憶を手掛かりに、時刻表や改札口、看板などを忠実に再現。幅約70センチ、奥行き約45センチで実物の50分の1に当たる模型を仕上げた。
 贈呈式は郡山市の町役場郡山事務所で行われた。根本さんから模型を受け取った宮本皓一町長は「精巧に再現されていて素晴らしい」と述べた。市内の緑ケ丘仮設住宅で避難生活を送る根本さんは「模型を見て多くの人に富岡を思い出してもらいたい」と話した。
 町は町民が集まるイベント会場などで模型を展示する予定。

福島民報社

最終更新:7月26日(火)11時55分

福島民報