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三菱ふそう、バス床下の腐食点検を呼びかけ…重大事故のおそれ

レスポンス 7月26日(火)16時0分配信

三菱ふそうトラック・バスは7月26日、大・中型バスについて、車両床下部の腐食に関する無料点検を速やかに受けるよう、バス使用者に再度注意を呼びかけた。

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三菱ふそう製の大・中型バスについては、車両床下部の適切な点検・整備が実施されていないため、錆が発生して腐食が進行すると、部材の板厚の減少や穴あきに至り、強度低下による破断・破壊が発生するおそれがあることが判明。特に独立懸架車は、フロントタイヤハウス部のセンターメンバーが腐食すると、最悪の場合、ロアアームが脱落してハンドル操作が不能となり、これまでハンドル操作不能の不具合情報は8件、人身事故が3件発生している。

このため、同社はホームページへ点検要領書等を掲載したほか、今年4月開始のサービスキャンペーンにより、1977年12月~2016年4月に生産された、大型バス『エアロバス』『エアロスター』『エアロエース』『エアロクイーン』『エアロキング』および中型バス『エアロミディ』の使用者に対し、定期点検項目「車枠及び車体」の緩み及び損傷の点検方法として、1年に一回の打音点検によることを追加したメンテナンスノートの追補版と点検実施要領をダイレクトメールで配布するとともに、車両床下部の点検を呼び掛けている。

同社では、サービスキャンペーンに併せ、特に点検の必要性の高い製造年が2007年以前の独立懸架車1万4788台について、使用者へ直接コンタクトを取り、点検の実施を呼びかけるとともに結果の把握を行ってきたが、点検結果が把握できたのは3162台で、うち33台は運行停止が必要な状態にあった。

今回同社は、未だ点検結果が分からない車両1万1626台を中心に、点検の促進・徹底を図るため、販売会社からの連絡に加え、同社にコールセンター等を設置し8月19日までに使用者へコンタクト、同社系列の販売店において、10月末までを無料期間に設定し、無料点検を実施する。

《レスポンス 纐纈敏也@DAYS》

最終更新:7月26日(火)16時0分

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