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【高校野球】広島新庄 エース・堀の熱投で2年連続夏切符

東スポWeb 7月26日(火)19時22分配信

「第98回全国高校野球選手権大会」広島大会決勝は26日、マツダスタジアムで行われ、快速左腕・堀瑞輝(3年)を擁する広島新庄が如水館を5―4で下し、2007、08年の広陵以来の夏連覇で甲子園への切符を掴んだ。

 堀は初回、先頭の村川からスライダーで空振り三振を奪うと、3回までほぼパーフェクト。球速は自己最速の147キロをマークし力で圧倒する。

 しかし、準々決勝、準決勝と2試合連続で完投した疲れもあってか終盤にやや球威が落ちた。3点リードの9回、右前打と味方の失策などで一死二、三塁とピンチを招くと、2番・岡村に左前へ2点適時打を許し1点差に迫られる。さらに3番・持田にも安打を許し、一死一、二塁で4番・荒井を迎えた。

「春の最終回が頭をよぎった」。春季県大会準々決勝で、9回に4点を奪われ逆転負けを喫する屈辱を味わった。相手は同じ如水館だ。

「夏は自分の力で抑えよう」。ここで頼ったのは直球。カウント2―0の172球目、142キロの渾身のストレートで遊ゴロ併殺打に仕留めマウンドにはナインの歓喜の輪が広がった。

「緊張しました。終わった途端、力が抜けて立っているのがやっとでした」。昨夏の甲子園でも2年生エースとしてチームを引っ張った。しかし、今年は最高学年。頼れる先輩がチームを去り、その重責から眠れない日もあったという。「去年の甲子園は悔いの残る投球だった。今度は全力で自分の投球をしたい」と誓った。

 迫田守昭監督は「彼に任せている。彼が打たれて負けたら仕方がない」と全幅の信頼を寄せる。そして「終盤はこういう展開になるという心構えがあった。それが如水館というチーム」と実兄・迫田穆成監督率いる相手チームをたたえた。

最終更新:7月26日(火)19時22分

東スポWeb