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正恩氏が報復指示 韓国人狙うテロ要員を海外派遣=消息筋

聯合ニュース 7月26日(火)17時15分配信

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮事情に詳しい消息筋は26日、北朝鮮の偵察総局などの工作機関が海外で韓国人を対象にしたテロを準備するため、東南アジアなどに約10グループを派遣したと伝えた。

 北朝鮮が中国で運営するレストランの従業員13人が4月に集団脱走し韓国入りしたことを受け、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が報復テロを実行するよう指示したという。

 同消息筋は「金正恩氏は集団脱北事件と関連して『百倍千倍の報復』を指示し、人権問題で米国の制裁対象に指定されたことに激怒した」と伝えた。これを受け、北朝鮮の工作機関は韓国に対する報復テロにより金委員長に忠誠心を示すため、具体的なテロ計画を検討しているという。

 また、「10組以上のテログループを中国の丹東や瀋陽などに派遣し、テロ活動を督励している」として、4月末に中国の吉林省長白朝鮮族自治県で朝鮮族(韓国系中国人)の牧師が遺体で発見された事件は北朝鮮の国家安全保衛部(秘密警察)が派遣したテログループが行ったと説明した。

 偵察総局はカンボジアやラオスなどにもグループを送り、海外に居住している韓国人を対象にしたテロを計画しているという。ビジネスなどを口実に韓国人に近づき、拉致する工作も検討しているとされる。

 偵察総局は海外に派遣している要員に韓国の在外公館や韓国人コミュニティー事務所など、テロの目標を伝え、命令を下せば直ちに実行できる準備を整えるよう指示しているという。

 一方、中国の北朝鮮消息筋は韓国に定着している北朝鮮脱出住民(脱北者)4人が中朝国境地帯で北朝鮮の保衛部によって拉致されたと推定されると伝えた。このうちコ・ヒョンチョル氏は今月15日に平壌で行われた記者会見に登場し、拉致が確認されたという。4人のうち1人は北朝鮮北部の両江道にある勾留所(留置場)に拘束されているという。

 同消息筋によると、保衛部は反北朝鮮活動を行っている脱北者のリストを作成した。自発的な北朝鮮入りを勧誘し、拒否する場合は処断する方針を立てたという。

 韓国外交部の宣南国(ソン・ナムグク)副報道官は26日の定例会見で、「中国や東南アジアの公館に向け、国民の身の安全に注意を払うよう指示した」と述べた。北朝鮮関係者との接触を避けるとともに、現地治安当局との緊密なネットワークを維持するよう指示したという。

 韓国外交部は同日、海外で宣教活動を行う団体との懇談会を開催する。海外に滞在している宣教師の安全に注意するよう呼びかける方針だ。

最終更新:7月26日(火)17時38分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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