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暗闇も対応の交通監視用高感度CCDセンサー

EE Times Japan 7月26日(火)14時2分配信

■カラーで可視光感度1890mVを達成

 シャープは2016年7月25日、感度1890mVを実現した交通監視カメラ向けCCDイメージセンサーを発表した。4/3型サイズで834万画素(3848×2168画素)を備える。カラーフィルターを持つ「RJ3EV3EF0DT」と、白黒フィルターの「RJ3EV4EF0DT」の2品種ある。

 交通監視用カメラに使用するイメージセンサーは、昼夜を問わず、ナンバープレートなど走行車両の情報を取得するため、高感度で高解像度の撮影性能が要求される。シャープが開発したCCDイメージセンサーは、感度をより高めるため画素セルサイズを大きくした。1/1型サイズで800万画素を実現していた従来センサーよりも画素セルサイズは約75%拡大したとする。また光電変換効率やマイクロレンズ就航率をさらに高める独自技術も適用し、カーラーフィルター品の可視光感度1890mV(白黒フィルター品は2835mV)となった。シャープでは「業界トップクラスの感度」としている。

■水平方向画素数が15%増加

 新CCDは、可視光より波長の長い近赤外光下での撮影にも対応し、明るいシーンから肉眼では捉えられない暗闇のシーンまで鮮明に撮影できるようにした。

 アスペクト比は16対9を採用し、従来よりも水平方向の画素数が15%ほど増やした。これにより、1台で複数の車線を幅広く監視する交通監視用カメラが実現できる。

 動画性能は、25フレーム/秒。プログレッシブタイプで、信号出力は4チャンネル。サンプル価格は、カラーフィルター品、白黒フィルター品のいずれも15万円(税込み)。2016年8月31日から月産1300個(合計)規模で量産を行う予定だ。

最終更新:7月26日(火)14時2分

EE Times Japan