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韓国産参鶏湯の中国向け輸出本格化 来月にも販売開始

聯合ニュース 7月26日(火)17時45分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国料理、参鶏湯(サムゲタン、鶏スープの料理)のレトルト製品の中国向け輸出が本格的に始まった。韓国農林畜産食品部と食品業界は26日、今年6月末に群山港を出発し中国山東省の威海港に到着した参鶏湯20トンが無事、通関手続きを終えたと伝えた。

 中国が反対してきた米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備が決定したことに伴い、通関や検疫に影響が出るとみられていたが、予想よりも早く手続きが終了した。

 中国はこれまで検疫や衛生問題を理由に韓国産参鶏湯の輸入を認めてこなかったが、昨年10月の韓中首脳会談をきっかけに今年に入ってようやく輸入を許可した。

 参鶏湯は中国大都市の大型スーパーやインターネット通販で販売される。

 韓国産の参鶏湯は現地の製品より2~3割高い「プレミアム食品」として販売され、高所得者層が主要ターゲットになると予想される。

 現在、参鶏湯の輸出は中国政府に登録された韓国の5社に限られている。ただ、OEM(相手先ブランドによる生産)で供給を受ければほかの会社も中国で販売できる。

 韓国大手総合食品メーカーのCJ第一製糖は、中国政府に登録されている韓国食品メーカーのチャンプレから参鶏湯の供給を受け、来月から現地での販売に乗り出す。

 現在の韓国産参鶏湯の輸出額は年間1000万ドル(10億4450万円)規模だが、来年以降は中国への輸出額だけでこれを超えるとみられる。

 韓国食品当局関係者は「今年の参鶏湯の対中輸出目標は300万ドルだが、来年は1500万ドル規模に増えるだろう」と予想した。

最終更新:7月26日(火)19時8分

聯合ニュース