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「米国の態度次第で追加の核実験も」=北朝鮮外相が会見

聯合ニュース 7月26日(火)23時38分配信

【ビエンチャン聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合に出席するためラオスを訪問している北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は26日、北朝鮮が核保有国であることを主張する一方、米国の態度次第で5回目の核実験を実施することもあり得ると威嚇した。

 李外相はビエンチャンで記者会見を行い、「6カ国協議は朝鮮半島の非核化のために発足したものだが、朝鮮半島非核化そのものが米国によって空に飛ばされた」と主張した。

 24日にラオス入りした李外相が核問題など北朝鮮の懸案について公開的に立場を示したのは初めて。

 現在の朝鮮半島情勢を悪化させているのは米国の敵対政策が原因と指摘。「われわれがさらなる核実験をするかどうかは米国の態度次第」と主張した。

 また、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が5月の第7回党大会で、米国が北朝鮮に対する敵対政策を撤回し、休戦協定を平和協定に転換させ、韓国からすべての武装装備と軍隊を撤収させるべきだと強調したと説明した上、「これがわれわれとしては唯一の方法と考えている」と述べた。

 国連安全保障理事会の制裁決議については、「もし(核実験が)脅威になるなら、核実験を行ったすべての国が(同じ)扱いをされるべきだ。しかし、われわれに対してだけ、そのような決議が出た。それをどうやって認めるか」と反発した。

 南北関係についても言及し、「対話と交渉のためさまざまな提案を行ったが、断られた。現時点で南朝鮮(韓国)はそのようなことをする準備ができていないとみている」と述べた。

 北朝鮮がミサイル実験を行う際に韓国をターゲットとして言及したことについては、「米国の核戦略資産が持ち込まれ、核保有国の米国の武力がある場合、そのような対象についてはターゲットになり得る。しかし、責任ある核保有国としてわれわれが実質的な脅威にさらされない限り、核保有国から侵略される脅威にさらされない限り、むやみに使わない」と話した。

 米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」については、「米国の核戦略資産。これがわれわれの深刻な懸念をもたらしている。これに対処して準備しなければ、ほかの国のようになり得る」と主張した。

 中朝外相会談については「中国とは正常的な意思疎通の一環として今回中国外相と会談したもので、双方の関係問題を基本的に話し合った」と説明した。

最終更新:7月26日(火)23時41分

聯合ニュース