ここから本文です

桑田佳祐が8年ぶり映画主題歌提供 内村光良監督、念願かない男泣き

オリコン 7月27日(水)4時0分配信

 歌手の桑田佳祐が、親交のある内村光良が初めて原作・脚本・監督を務めた映画『金メダル男』(10月22日公開)の主題歌を書き下ろしたことが26日、わかった。内村は作品DVDに直筆の手紙を添えて熱烈オファー。桑田からの返事が書き下ろし新曲「君への手紙」として届くと、内村は男泣き。「桑田さんはずっとずっと特別な存在です。自分の人生の節目にはいつもサザンの、桑田さんの歌声がありました。『君への手紙』は自分にとって一生の曲となりました」と感涙した。

【写真】直筆手紙を2度送って熱烈オファーをしていた内村光良監督

 桑田がソロ名義で映画に主題歌を提供するのは『闇の子供たち』(2008年)の「現代東京奇譚」以来、8年ぶり。今回、内村からの手紙と映画を観て、その熱い想いに応えた桑田は「最後は不覚にも泣けました。その根底には、ご家族や共演者を見守る、とても温かく誠実なウッチャンの目線が感じられ、ご自身の自己戯画的な描き方は、まさに久しぶりの『社長漫遊記』や『無責任シリーズ』と居並ぶ、喜劇の傑作だと思いました」と監督・内村へエールを送っている。

 一方、中学時代にサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」(1978年)で衝撃を受けて以来、大ファンになったという内村は「映画の主人公・秋田泉一の生き様を歌い上げてもらうには桑田さんしかいない、そう勝手に思いこんでダメもとでお願いしました。映画のもとになった舞台のDVDや、未完成の映画のDVDとともに手紙を添えてお願いしました」とオファーの経緯を明かす。

 桑田が書き下ろした主題歌「君への手紙」は、美しいメロディが印象的なバラード曲。歌詞では、内村とHey!Say!JUMPの知念侑李が二人一役で演じた、とことん一等賞を目指す主人公“愛すべき全力バカ”秋田泉一ら夢追う者への応援の言葉と、挫折した悔しい思いを包む優しさに満ちたメッセージが綴られた人生賛歌になっている。

 桑田と内村の最初の出会いは、サザンが初代オープニング曲を歌ったバラエティ『夢で逢えたら』(フジテレビ系/1988-1991年)の収録時。それ以降、『ウンナンのホントコ』(TBS系/1998-2002年)テーマソングをサザンが手がけたほか、桑田ソロ「白い恋人達」(2002年)のPVやバラエティ『桑田佳祐の音楽寅さん ~MUSIC TIGER~』(フジテレビ系/2009年)コントへの内村の出演、また桑田が療養中の2010年にはラジオ番組『やさしい夜遊び』に内村がゲスト出演するなど、公私に渡って長年親交を深めてきていた。

 内村が手紙を書いて伝えたかった気持ちに桑田が楽曲で応えた「君への手紙」は、そんなふたりの熱い感情と絆が映し出された曲になっている。

最終更新:7月27日(水)11時19分

オリコン