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Kickstarterに出品・欧州音楽フェス「Sonar」ピッチ優勝--「KAGURA」はどのように海外に打って出るのか

SENSORS 7/26(火) 15:38配信

身体の動きをPCに付属のカメラで認識することで直感的に音楽を演奏できるソフトウェア・KAGURA。6月にはヨーロッパ最大級の音楽フェス「Sonar 2016」内の「Startup Competition」で優勝。この夏はKickstarterに出品、サンフランシスコでの「J-POP SUMMIT」にも参加。 海外進出において、それぞれの地域にフィットすべく意識していること・今後の構想などを探る。

お話を伺ったのは、KAGURAを開発するしくみデザインCEO 中村俊介氏と、エンタテイメントとテクノロジーが融合したビジネスのプロデュースを行い、KAGURAの海外進出もサポートしている、ParadeAll Inc. エンターテック・プロデューサー鈴木貴歩氏。 Kickstarterを皮切りにしたアメリカでの展開、「Sonar」でのピッチをきっかけに感じたヨーロッパの音楽市場、それぞれについて詳しくお話を伺うことが出来た。

KickstarterかIndiegogoか。どのように決めた?

--まず、Kickstarterへの出品を決めた経緯をお聞かせ頂けますか?

中村:最初は資金調達を想定していたのですが、「NAMM Show」(カリフォルニア州で行われる楽器ショー)に出展した際、Indiegogoの人から「これは絶対クラウドファンディングに出すべきだ」と言われ、「その方法もあるな」と思ったことがきっかけです。クラウドファンディングに出品することは、そのサービスを知ってもらえる、PR的な側面も大きいですから。そういう時に、現在サポートしてくださっている鈴木さんの独立やDMMによるクラウドファンディング出品支援(DMM Starter)の動きがあったことも大きいです。 その中で、どこに出品すべきかと色々調べているとKickstarterの方が向いているのではないかと。

--Kickstarterの方が向いていると考えられたのは何故でしょうか?

中村:比較的“何でもあり“のIndiegogoと、クリエイティブやテクノロジーに振っているKickstarterならば、後者だなと。Kickstarterの方がちゃんと審査をされる分、プロダクトの精度も高いです。KAGURAの場合はサービスをこれから作るのではなく、サービスがすでにある状態なので、審査ではねられることも少ないのではと思いました。 ただKickstarter出品はゴールでは全くなく、プロモーションの一環という位置付けです。

鈴木:KAGURAは言語を超えて楽しめるものなので、使う人のコミュニティをつくることが大事なんじゃないかと。最終的にはいろんな人がKAGURAで音楽を演奏したり作ったりすることがゴールなので、英語圏でもKAGURAを使う人のコミュニティを作っていこうというのがKickstarter出品の狙いですね。

--サンフランシスコで開催の「J-POP SUMMIT」にも出展されたそうですね。

中村:やはりアメリカのイベントで、「Kickstarterやるよ」と言っておくことは大事だと思っています。

鈴木:Kickstarterがアメリカのサービスなので、アメリカのメディアを呼びたいという面もあります。

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最終更新:7/26(火) 17:48

SENSORS

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