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山崎正昭氏が参院議長退任で回顧 安保法案の審議、難しかった

福井新聞ONLINE 7月26日(火)9時6分配信

 第30代参院議長を務めた山崎正昭氏(74)が25日、約3年間の任期を終え退任した。福井新聞のインタビューに応じ「特定秘密保護法案や安全保障関連法案の取りまとめが印象に残っている」と振り返り、5期目に入る今後6年間は「福井県が抱える大きな課題に全身全霊を傾けたい」と抱負を述べた。

 ―現在の心境は。

 「3年間は長いようで短かった。参院副議長時代を入れると約4年。職責を全うできたと思っている。充実した日々だった。満足感に浸りながら、皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいだ」

 ―3年前の8月2日の議長選では満票で選出された。持論の「公平無私」を貫くことはできたか。

 「満票での当選を重く受け止め、これまでやってきた。たとえ少数派であっても、少数意見であっても尊重して、審議は十分長く取ったつもりだ。公正公平に議会運営に取り組んだ」

 ―これまでの中で印象に残った審議などは。

 「たくさんの法案があったが、特に特定秘密保護法案や安全保障関連法案は大変難しかった。国論を二分するような法案だったので、長い時間をかけ審議した。最終的に取りまとめをしたが、よくやったと思っている。立法府として成立させた以上、これからの運営について、説明責任がある」

 「また、今回の参院選で合区という制度を取り入れた。国民からの批判もあった。今後の選挙制度改革に向け、十分に考えていかなければならない」

 ―自身で「集大成」と位置付ける5期目に入る。今後の抱負は。

 「北陸新幹線や中部縦貫自動車道など福井が抱える大きな課題について、早期に実現するように活動していきたい。また、参議院改革も不断の努力を続け、良識の府である参議院のため、一議員として精進、努力をしていきたい」

福井新聞社

最終更新:7月26日(火)9時6分

福井新聞ONLINE