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12年ぶり団体金へ仕上がり順調=内村主将「自信かなりある」=体操ニッポンが公開練習

ニッケイ新聞 7月26日(火)22時0分配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」26日付け>

 【サンパウロ】リオ五輪で12年ぶりの団体金メダルを目指す体操男子日本代表が24日、事前合宿地のサンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市内でメディア向けに公開練習を行なった。

 主将の内村航平選手は、「心身ともに良い状態。(団体金に向け)自信はかなりある」と語り、順調な仕上がりをアピール。選手らは今日26日にリオ入りし、来月6日の団体予選から本大会に臨む。(小倉祐貴記者)

21日に到着、時差調整にサンパウロへ

 リオ五輪の代表メンバーは主将でエースの内村を始め、加藤凌平、山室光史、田中佑典、白井健三の5選手。五輪経験者や種目別の世界王者など有力選手が連なるため、団体の金メダルが期待されている。獲得すれば3大会ぶり。

 選手団は21日、事前合宿地のサンパウロに到着した。郊外のサンベルナルド・ド・カンポ市を拠点に調整中で、24日にはメディア向けに練習が公開された。前日までは最高気温が20度を下回るような冷え込みのサンパウロ近郊だったが、同日の日中は暖かい気候に恵まれた。

 時差ボケ調整など、当国に慣れることが目的の事前合宿だったが、温暖な環境下とあって体を動かしやすく、内村選手などは全種目の通し練習を行なうなど充実した調整ぶりだった。またブラジル代表アルトゥール・ザネッティのコーチ、ゴトウ・マルコスさんも現場を訪れ、日本選手団と談笑する場面もあった。

終始リラックス、金メダルへ自信

 練習後、取材陣に応じた内村主将は「日本との温度差にも驚いたし時差ボケもあった」と話し、「休暇を取り体調も良くなった。五輪は3回目とあって自然体で臨めている」と手応えを口にした。

 練習公開は一般向けではなかったが、調整を終えた後は、観戦に訪れた地元市民らの記念撮影にも快く応じ、終始和やかな雰囲気で練習を終えた。「地元のちびっ子など観戦者がいて拍手もあり、試合に近い状態でできて良かった。夢を与える機会にもなったかな」とコメント。

 日系人や親日家が多い当国に対しては、「多くの声援を頂ける分、感謝の気持ちを演技で伝えたい。ぜひ、もっと応援してもらいたいし、結果で期待に応えなければ」と決意を語った。

 「今まで以上に団体の金メダルがほしい。自信はかなりある」と語り、「他の4人も各々のペースで調整している。リオ入り後、さらに気持ちや調子が高まるだろう。このまま焦らずに体調を整えることを大事にしたい」と、静かに闘志を燃やした。

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最終更新:7月29日(金)5時27分

ニッケイ新聞