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夏秋イチゴ「ペチカほのか」 糖度2倍で大粒 北海道の企業育成

日本農業新聞 7/26(火) 21:40配信

 イチゴ種苗の育成・販売を手掛けるホーブ(北海道東神楽町)は25日、東京都千代田区で開かれた夏秋イチゴに関する会合で、糖度15、16になる新品種「ペチカほのか」を披露した。この糖度は従来の夏秋品種の2倍になる。ケーキなどの業務向け出荷が多い夏秋イチゴだが、これまで少なかった一般消費にも向く品種として売り込む。

 これまでの夏秋取りイチゴ品種は、ほとんどがケーキなどの業務需要を狙って育成されてきた。糖度は7、8くらいで、生クリームとのバランスを考えて、酸味のある品種が多い。消費者が生でそのまま食べるのには向いていない。

 「ペチカほのか」の糖度は一般的な冬春イチゴに匹敵する。酸味も少なく冬春イチゴのように、そのままで食べられる。

 果実は従来の夏秋品種より大きく、外観品質が良い。秀品率も高いため、収量が確保しやすいという。

 同社は「業務用とのすみ分けができる。甘い夏秋イチゴとして、いろいろな販路を探っていきたい」とする。

 今年は同社との契約栽培農家に、苗12万本を供給。既に生果の出荷が始まっており、11月末までに、計50トンの生果が出荷される予定だ。

 「ペチカほのか」は、農研機構がこの日開いた、夏秋イチゴの育成者と菓子メーカーなどの実需とが情報交換をする会合で、紹介された。

日本農業新聞

最終更新:7/26(火) 21:40

日本農業新聞

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