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約20年振りに復活した【hide presents MIX LEMONeD JELLY 】公式レポ到着

Billboard Japan 7月26日(火)18時40分配信

 hideプロデュースによる夏フェス【hide presents MIX LEMONeD JELLY】が約20年ぶりに7月18日舞浜にて開催され、hideの盟友から次世代のアーティストまで、ジャンルを超えた総勢130名以上が大集結した。

 【MIX LEMONed JELLY】とはhideが今から約20年前に開催した複数の会場にまたがる “サーキットイベント”だ。最大の特徴はまだインターネットという言葉が浸透していない1997年に5つの会場をインターネットで接続し、中継を行うという斬新さ。また、前年の1996年には千葉マリンスタジアム(現:QVCマリンフィールド)にて【hide Indian Summer Special】を開催。hide自から立ち上げたレーベル“LEMONeD”に所属するアーティストのライブほか、BMXや、ゲームコーナー、ファッションショー、ヘアカットなどhideのアンテナに触れたものを通じて、新しいサウンドやカルチャーを集めて発信する異種混合イベントとして開催され、“夏フェス”の先駆け的存在となった。

 今年ももちろんhideらしく、様々な仕掛けによって”おもちゃ箱をひっくり返したような”夏フェスに。場内に設けられたコレクションと呼ばれる3つのステージでは、進化を遂げた2016年型【MIX LEMONeD JELLY】が開催。hideが事務所で偶然CDを見つけ、その音に衝撃を受け、彼らを世に出すために自からLEMONeDレーベルを立ち上げるきっかけとなったバンドZEPPET STOREが、オープニング後のトップバッターを飾った。そして、hideの盟友kyo(Vo.)、Tetsu(Dr.)らが属するD'ERLANGERは、hideトリビュートアルバム『hide TRIBUTE VII -Rock SPIRITS-』に参加した「限界破裂」を披露。hideによりバンドを見出され、また個人としても”hide兄”と呼び兄のように慕っていたLUNA SEAのJは「新しい扉が開いた日だな、というのを覚えています」と当時を振り返りつつ「hide兄が生んでいった想いを、どんどん燃え上がらせていって、当然俺もトコトンやっていこうと思うのでみんなもヤッチャッテください!」と熱い想いを滾らせた。hide楽曲の共同プロデューサーであるINAはDJ-INAとしてhideの名曲の数々をDJプレイ。ミュージカル『ピンク スパイダー』にも出演したダンサーのTOMが激しく妖艶なダンスを披露したかと思えば、ゲストボーカルにTAKA(defspiral)とKOHSHI(FLOW)が登場しhideのソロファーストシングル「EYES LOVE YOU」を熱唱、またhide生誕50周年記念にリリースされた幻の新曲「子 ギャル」ではアニソンDJ桃知みなみやメイドユニット@17がステージを盛り上げたりと、まるでそのステージは、半裸のダンサーや、お客さんをステージに上げて踊りまくっていた当時のhideのライブの様だ。

 前身バンド時代にhideに見出され、現在もなお3Dホログラフィックライブ「hide crystal project presents RADIOSITY」のライブレコーディングやホログラフィックでhideと共演し、”hideさんのスピリッツを継承していくつもりです”と語るdespiralは、hide with Spread Beaverの“怪人”ことDIEとI.N.A.を迎え「ピンク スパイダー」をカヴァー。ShameとしてLEMONeDレーベルに参加したCUTTは新プロジェクトSPEED OF LIGHTSとして初飛行(初ライブ)を披露。こちらもhide with Spread BeaverのKiyoshiが宇宙で遭遇したエイリアンとして参加し、多くのファンを沸かせた。

 「hideさんに憧れてバンドを始めたのがFLOWです」と語るFLOWは、hideの「D.O.D.(DRINK OR DIE)」をカヴァーし、ステージを所せましと駆けまわる。「思い出を作らせてください!」と会場中のファンらとウェーブを行うなど、全身でこのイベントに出演出来た喜びを表現する。2013年に自身の主催する野外フェスにて“ありえない奇跡”と称しhideとの共演を果たした氣志團は、同イベントでも着用したhideのギター”イエローハート”をあしらった特製の学ランを着用。「尺とりすぎ? 曲カットするから!!」と中学生の頃の自身のX、hideとの出会いや、思い出、愛情を1ファンとして際限なく披露する姿に、同じ想いを持ったファンらからは歓声が上がり続けた。

 ジャンルは関係なく自身のアンテナに触れたものを発信し続けたhideのイベントだけあって、この日の出演者には多くのアイドルグループも名を連ねた。特にチームしゃちほこのメンバー咲良菜緒は、現在18歳とリアルタイムではhideの活躍を知らない世代ではありながらもhideの大ファン。なんと「事務所的に髪を染めるのはNGだけど、人生で初めてホワイトブリーチをしました」と髪をピンクに染め上げ、自前のピンクのチェック柄スーツを着用しhideへの想いを涙ながらに語った。イエローハートのギターを持ちながらINA特別アレンジの「ever free」を踊る姿に、彼女たちのファンからもhideのファンからも惜しみない拍手が贈られた。
 
 hideが空に旅立ち18年以上の時が経ったこの日、これらのアーティストが大集結したのは、今もなおhideというピンク スパイダーの紡ぐ糸が、人を結びつけているからではないだろうか。あわせてこの日、2017年の【MIX LEMONeD JELLY】の開催、並びに1996年の2ndソロツアー【hide solo tour 1996-PSYENCE A GO GO-】を最新の技術で3D映像化し、この秋上映することもアナウンスされた。常にファンを楽しませ、驚かせてきたhide。今度はどんなものを見せてくれるのだろうか。2017年もhideは止まらない。撮影:nonfix creative(大武紘明、小谷 信介、齋藤 正、宮崎慎之輔)

最終更新:7月26日(火)18時40分

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。