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みなべ町が日体大に中学生派遣へ トップレベルの指導受ける

紀伊民報 7月26日(火)16時45分配信

 和歌山県みなべ町と町教育委員会は来年1月、町内の中学生を日本体育大学(東京都)に派遣する計画を進めている。1泊2日の日程で、オリンピックのメダリストなどトップレベルの指導者や選手から講義や実技指導を受ける。町としては初めての取り組みで、町は子どもたちの意識高揚やスポーツ振興につながることを期待している。

 町と日体大は昨年10月、スポーツや健康を通じて相互の振興を図る協定を結んだ。協定では、相互の学校・施設での教育研究や課外活動、教職員や学生生徒の交流、指導員の派遣、施設利用、健康増進や食育推進などについて協力することをうたっている。

 町は、子どもたちを派遣して、トップレベルの指導者や選手から講義や実技指導を受けることで、意識の高揚を図り、スポーツ振興や技術力向上につなげようと、日体大に依頼した。

 日程は来年1月14、15日の1泊2日。対象は町内の中学校に在籍する1、2年生15人。2学期以降、町内の各中学校から希望者を募る予定。町教委は参加条件として、事業の趣旨を理解して積極的に参加することや、事前説明会、報告会に出席できること、体育・スポーツに意欲的に取り組んでいることなどを挙げている。町や保護者の費用の負担割合は検討している。

 研修場所は日体大の世田谷キャンパス(東京都世田谷区)、健志台キャンパス(横浜市)、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)。オリンピックのメダリストからの講話、日体大教職員からの講義や実技指導、学生とのスポーツ交流、施設の視察、見学を予定している。

 研修終了後には、参加者にリポートを提出してもらうほか、町生涯学習センターで報告会も開く。本年度は、中学生が対象だが、来年度からは小学生まで対象を広げる予定。

 豊田泰猛町教育長は「オリンピックまで出場した人の話を聞いたり、トップレベルの人が練習している場所で、実技をしたりするのはなかなかない機会。素晴らしい体験になると思う。参加者が町に戻って周りにも良い刺激が広がればと期待している」と話す。

 11月か12月には、日体大から講師を招き、町内で講演会や幼稚園・保育園児を対象にした体操教室を開催する計画もあり、調整している。

最終更新:7月26日(火)16時45分

紀伊民報