ここから本文です

「里山メダカ」宝達山で育成 空きビニールハウス利用、宝達志水の中山さん

北國新聞社 7月26日(火)3時7分配信

 宝達山の中腹にある宝達志水町原で、清浄な湧き水を生かしたメダカの養殖が進められている。中山實さん(67)=同町新宮=が、担い手のいなくなったシイタケ栽培のビニールハウス4棟を養殖場に再生し、今月から「のと里山メダカ」の名称で出荷を本格化させる。メダカは赤や青、白、黒など多彩な色があり、中山さんは特産化を目指している。

 カジカの養殖に25年ほど携わった経験がある中山さんは2014年12月、ペットとして人気があるメダカに着目し、知人から譲り受けたビニールハウスを養殖用に手入れし始めた。ハウスを利用したのは鳥などの外敵からメダカを守るためで、子供用プールやプラスチック製のおけを並べ、15年春に養殖を開始した。

 ハウス内では現在、背びれや尾びれが長く育つ品種など11種類約1万匹が育てられている。

 山本浩司さん(49)=同町子浦=が販売に協力し、JAのイベントなどで「メダカすくい」を出店して知名度向上を図っている。宝達志水町と羽咋市のスーパーなど計5店舗が取り扱いを始め、月内にもインターネットを通じた販売がスタートする。

 中山さんは、コイや金魚よりも小さく飼育しやすいとメダカの魅力をアピールし、「水が良いため育てやすい。メダカ好きな人がハウスを訪れるようになればうれしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7月26日(火)3時7分

北國新聞社