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【中国】危険化学品の管理徹底を、大雨で緊急通知

NNA 7月27日(水)8時30分配信

 全国各地で大雨被害が多発していることを受け、中国工業情報省(工情省)、中国交通運輸省、中国国家安全生産監督管理総局(安監総局)の3部門は26日までに、危険化学品の管理に関する緊急通知を公布した。大雨による土砂崩れや洪水で危険化学品が河川などに拡散するのを防止するため、これらを扱う工場や貯蔵施設などでの管理を徹底するよう呼び掛けた。
 土砂崩れや洪水などによって危険化学品が河川に流失するリスクが高まっているとし、増水しやすい地域の工場では老朽化した貯蔵タンクや配管を早急に取り換えることを指示。緊急時に備え、排水用の管渠やバルブの点検を改めて実施することも盛り込んだ。
 貯蔵施設では落雷防止を講じる方針。猛毒物質については適切な保管を強調し、水に触れた場合の化学反応を防止することを求めた。
 中国では5月以降、大雨による被害が全国で相次いでいる。25日付中国新聞網によると、今月18~21日には華北・東北地区を中心に大雨が降り、25日午前9時時点で大雨による死者は北京、天津、河北、山西、内モンゴル、遼寧、吉林、黒竜江、山東、河南の10省区市で164人に達した。行方不明者は125人に上っている。
 安徽省安慶市では今月2日、原油などを輸送するパイプラインが洪水により冠水し、石油関連企業が油の拡散を防ぐオイルフェンスとオイル吸着マットを現場に配備するなどして対応している。
 緊急通知の詳細は工情省のウェブサイト<http://www.miit.gov.cn/n1146295/n1652858/n1652930/n4509650/c5154170/content.html>で確認できる。

最終更新:7月27日(水)8時30分

NNA