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辺野古の陸上部工事、来週にも機材搬入 沖縄県は容認せず

沖縄タイムス 7月27日(水)5時0分配信

 沖縄防衛局は26日、沖縄県庁を訪問し、近く再開する予定の米軍キャンプ・シュワブ内陸上部の工事は二つの隊舎の建設工事であることを伝えた。防衛局関係者によると、早ければ来週にも工事着手に向け機材を搬入する可能性がある。県は名護市辺野古の新基地との関連性が不明確だとして容認しておらず、このまま工事を強行すれば県側が強く反発するのは必至だ。
 県首脳は26日、「県としては認められない」と述べ、工事再開を容認しない立場を明確にした。
 防衛局は県に対し、隊舎の工事は全工事を中断した3月の和解合意以前から着手しているとし、「埋め立て工事とは関係ない」と主張。2年近く建設途中で止まったままで、鉄筋などの腐食が進む可能性があり危険だとして工事再開に理解を求めた。
 これに対し県は、新基地建設事業との関連性が不明確だとして現時点で容認の判断はできないと指摘。「直接関係がないことの明確な説明がなければ判断できない」とさらなる説明を求めた。
 中谷元・防衛相は26日の会見で、工事再開を予定している隊舎と生コンクリートプラントなどは埋め立て承認願書に記載されている施工区域外だとし、早期に工事に着手する考えを重ねて示した。
 一方、局側は近く市民団体が求めている辺野古沿岸海域での環境調査を実施する方針も示した。

最終更新:7月27日(水)5時0分

沖縄タイムス