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JRA柔道部伝統の“調教馬トレ”で頭角現した柔道・原沢

東スポWeb 7月27日(水)10時0分配信

 柔道男子100キロ超級リオ五輪代表の原沢久喜(24=日本中央競馬会)はJRA柔道部伝統の“調教馬トレ”でメキメキとその才能を開花させた。

 舞台は東京・世田谷区の馬事公苑。昨年3月の入寮直後から、ダート走で下半身とスタミナを徹底的に鍛え上げた。練習開始は午前6時半。1周1300メートルのコースを走ったり、ダッシュを繰り返す。アップダウンの厳しい軽坂路も使用。賀持道明監督(46)は「重量級の中では抜群に速い」と目を細める。またタイヤ引きも独特の練習法で「ダートを整備するトラックのものすごいデカいタイヤが馬事公苑にあるんですけど、それに50メートルぐらいのロープつけて肩甲骨で引く」(同)。

 こうした練習法は、バルセロナ五輪95キロ超級銀メダルの暴走王・小川直也(48)が所属していたころから続くJRAの伝統だ。原沢の上半身もビルドアップされ、外国人に力負けしなくなった。

 努力のかいがあって、世界選手権2年連続銀メダルの七戸龍(27=九州電力)が先行していた代表レースを昨年1年間で猛追し、ついにはひっくり返した。リネールに次ぐ世界ランキング2位でリオに臨む愛弟子を、賀持監督は「自分の力をしっかり出し切れば十分勝てるチャンスはある」と見ている。

最終更新:7月27日(水)10時16分

東スポWeb