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従来比約25%小型化した主軸台移動形CNC自動旋盤4種を発売

MONOist 7月27日(水)7時55分配信

 シチズンマシナリーは2016年7月7日、主軸台移動形CNC自動旋盤「シンコム R」シリーズを刷新し、新たに4機種を発売した。最大加工径は「R01II」「R01VI」がΦ1mm、「R04II」「R04VI」がΦ4mmで、正面最大穴開け径はいずれもΦ3mmとなる。

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 シンコムRシリーズは、通信用コネクタピンや各種プローブ(測定用挿入針)、時計部品など、Φ0.5?以下の部品加工に使用されている。今回、機械構造を見直し、新Rシリーズとしてフルモデルチェンジを図った。

 新Rシリーズでは、刃物台とガイドブッシュ装置の取り付け部分を一体化することで、剛性を高めて熱変位を抑制した。また、出力を最適化した回転工具モーターと切削油ポンプを搭載。正面/背面主軸、回転工具駆動装置に油冷冷却方式を採用した他、カバー構造を最適化し、機械全体で熱変位を抑制している。

 主軸は、従来モデルに比べて約25%小型化。常用回転数は正面/背面とも2万min-1で、高速回転での安定性が向上したことで、小径精密部品加工でも適切な切削速度を保つことができる。

 さらに、小型主軸モーターなどによる主軸胴回りの小型化に加え、各部品の小型化設計などにより、機械本体の奥行きを535mmに抑えた。環境にも配慮し、無給油潤滑リニアガイドの採用や各部のエア消費量削減設計、ボールネジ給油量の最適化による潤滑油消費量の削減などにより、消費電力量とランニングコストを低減している。

最終更新:7月27日(水)7時55分

MONOist