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<桂歌丸>大劇場で65周年記念の会開催 公演後入院、8月の復帰目指す

まんたんウェブ 7月27日(水)20時31分配信

 「笑点」の司会を5月に勇退してから2カ月、落語家で落語芸術協会会長、桂歌丸さん(79)の芸歴65周年記念落語会が26日、東京・新橋演舞場で開かれた。平日の午後1時開演、約1500席の大劇場にもかかわらず、チケットは発売から10日間で売り切れ。豪華な出演者が次々と登場する中、歌丸さんは「息の続く限り、落語家として、桂歌丸、見ていていただきたい」と、これからも現役にこだわり続けることを明らかにし、トリで約50分の高座を見事に締めくくった。

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 この日は神奈川県相模原市で大量殺人事件が報じられたばかり。なんとなく重たい空気が会場に流れていたが、冒頭に歌丸さんの半生をつづる写真が上映され、赤ちゃんの頃の歌丸さんの写真が映ると、1500席の客席からは笑いが起こり、重たい空気は吹き飛んだ。

 続いて、「大劇場で経験したかった」というせり上がりで歌丸さんが登場すると、「おーっ」というどよめきが起こった。歌丸さんは口上で、「振り返ると、昭和26(1951)年に入門。15歳、中学在学中でした。なぜそんなに早く? 実は、学校の勉強が大嫌いでした」と語り始めた。

 続いて「ずいぶん苦しい思いもしたが、その都度、歯を食いしばったつもりです。なんとか世に出られるようになったのは、笑点で立川談志さんに引っ張られ、名前と顔を売ってくれたこと。やめようと思ったことは一度もなかった」などと話した。

 「笑点」では1回目から出演してきたが、「日テレの係の人が5月15日までは生きててくれと頼まれた。笑点は卒業したが、噺(はなし)家は卒業したわけではありません。まだまだ勉強したい」。

 共演者も「笑点」仲間の三遊亭小遊三さん(落語芸術協会副会長)と三遊亭円楽さん、笑福亭鶴瓶さん、そして立川志の輔さんと超豪華な顔ぶれ。志の輔さんは「ポケモンGO」のブームにかけて、「楽屋では歌丸師匠を、うたもんと呼んでます。歌丸師匠の落語会に行くのを『うたもんGO』といいます」。鶴瓶さんは「円楽の兄さんに、よけいなこと言うなと言われたので言いますけど、(不倫騒動の)まっただ中に僕にメールが来たんです。助けてって」と話し、落語をあまり聞いたことのない観客にも喜んでもらおうと努めていた。

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最終更新:7月27日(水)23時5分

まんたんウェブ