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【ミャンマー】九州工大発ITベンチャー、遠隔医療で調査

NNA 7月27日(水)8時30分配信

 九州工業大学発のITベンチャー、TRIART(福岡県飯塚市)はミャンマー中部で、自社の遠隔医療システム「エクスミクス(XMIX)」を活用した妊産婦検診の改善に向けた調査を行う。国際協力機構(JICA)の中小企業海外展開支援事業の案件化調査として6月30日に採択された。
 XMIXは、携帯電話・端末で利用できるシステムで、低速なインターネット回線下でも安定した動画・音声通信を実現、安定的な医療情報の共有が可能という。ミャンマーでは母子保健の中核病院と地方病院をシステムでつなぎ、円滑な妊産婦検診の実施を目指す。調査では、ミャンマーの中でも妊産婦死亡率が高い中部マグウェー管区を中心に、現地の通信環境を調査するほか、ミャンマー保健省や各地の病院で情報を収集、システム導入の可能性を探る。
 日本では熊本県で導入され、脳卒中発症時の救急対応可能エリアが広がるなど、医療格差の解消に役立っているという。
 TRIARTはこれまで、多数の携帯向けアプリやソリューションを開発。高いセキュリティーが求められるスマートフォン向け遠隔医療用アプリを開発した実績などが評価され、大手企業向けにも多数の導入実績がある。

最終更新:7月27日(水)8時30分

NNA