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【ゲームの中では傍若無人】38回:『シェフィ―Shephy―』 ひつじ最大の脅威はメテオでもシェフィオンでもなく使えないプレイヤー

インサイド 7月27日(水)19時1分配信

ゲームの中では傍若無人をしている(つもり)の筆者も、たまには現実に立ち返って人生について真剣に悩んだりする。今まで自分のためだけに生きてきた。そんな私でも、誰かを慈しみ、育てることができるのだろうか?

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例えば、1000匹の羊とか―

というわけで今回取り上げるのは『シェフィ―Shephy―』。本作は元は1人用のアナログカードゲーム。アプリになったことでひつじの増減計算がラクになり、場所を選ばずいつでもどこでも楽しめます。

本作は限られたラウンドの中でひつじを1000匹まで増やすこと。「手札」を5枚引き、その中から使用する順番を選び、ひつじを増やしていきます。

ひつじカードの配置は7枚まで。手札で数を増やしつつ、「統率」でカードでひとまとめにしていきます。最終的にひつじカードが1000になったら勝ちです。

もちろん手札はプラスのカードだけではありません。マイナスのカードの処理こそが本作の肝。マイナスカードの使用は極力使用を避けたいところ。「追放」してしまえば次のラウンドで復活することはないので、「対策ひつじ」を使って早めに処理するのがよさそうです。

対策カードだけでは全てのマイナスカードを処理することはできません。そこで数の少ないひつじカードをあえて切り捨てる必要が生じます。多くを助けるためには多少の犠牲はやむを得ない。これが自然界の厳しさなのね…。ひつじの数の多いカードを保ちつつ、いかにして犠牲を最小限に押さえるかがポイントです。

最も使いどころに悩むのが「万能ひつじ」。ひつじを増やす手札に使うべきか、マイナスカードを処理する手札に使って脅威を減らすべきか…
限りあるラウンドの中での駆け引き、手札のランダム性、何度プレイしても同じ結果にならない点が本作の魅力です。何より、一人でじっくりプレイできるのが、引きこもりプレイヤーの筆者にはありがたいところです。

ホンネ君「ひつじにとっちゃ使えないプレイヤーこそが脅威よな」 はい、その通り…。

「とりあえず増やせばいいんでしょ?」という気持ちでプレイすると、限られたラウンドの中でひつじを1000まで増やすのは非常に困難。はやり惰性で生きてはダメなのね。ひつじたちはその身を犠牲にして人生の大切なことを教えてくれたのです。アーメン。


本作は無料でプレイも可能ですが、有料版を購入するとベーシック版が回数無制限になり、「ポストラヴズ」モードが開放されます。物語を追いながら、ほかのモードとは違うゲームルールを試したい方にオススメです。

『シェフィ』 はiOS/Android で配信中。価格は480円(無料お試しプレイ可能) です。

■著者紹介
みかめ ゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。ゲームはジャンル問わず下手の横好きでなんにでも手を出す。歴史マンガ、コラム、イラストなど雑多に活動中。代表作『ふぅ~ん、真田丸』(実業之日本社)


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最終更新:7月28日(木)10時19分

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